過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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213:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 23:49:09.79 ID:2X+7GMZ+0

キラキラとした目をした若い男だと、由良は思った。
彼は提督の艦娘をホテルのラウンジの一角に集め、自己紹介した。
特徴のない名前だった。
背格好もごく普通であった。
由良は、ちらりと仲間を盗み見る。
真面目に聞いているようなそぶりを見せるのは、天城だけだ。
大淀でさえ、心ここにあらずと言った状態だ。
涼風と夕立は言わずもがな…
否、初めから聞いてなどいないのだろう。
夕立はあくびを噛み殺していたし、
涼風はうつむきながら枝毛を探していた。
男は話し終えると、「よろしく頼む」と言った。
由良は礼儀の上から返事を返した。
皆も同じように返事を返したが、
ひどくやる気のないものだった。
若い男は、その態度に困惑したような顔をした。



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