過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
1- 20
225:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:34:46.13 ID:9/6kSBaQ0

大淀の挑発を込めた言葉に、由良はカチンと来た。

「訂正して」

以下略



226:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:35:30.16 ID:9/6kSBaQ0

そんな状況だというのに、
大淀は二口目のタバコを吸う。
由良は苛立ちから、
彼女の肩を握る指に力を込める。
以下略



227:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:37:46.38 ID:9/6kSBaQ0

大淀はそう言うと、紫煙混じりの吐息を吐く。
陶器の灰皿に大淀は、
まだ中程も燃えていないタバコを押し付ける。
ぽきりとタバコは折れる。
以下略



228:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:39:23.03 ID:9/6kSBaQ0

痛みより屈辱感からカッとなって、
由良は大淀のタイを掴む。

「あんた!」
以下略



229:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:40:28.80 ID:9/6kSBaQ0

「いたかった!
 誰よりも!!
 先生を危険にしたのは誰?」

以下略



230:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:41:59.15 ID:9/6kSBaQ0

由良は彼女のタイを掴み続けることができなかった。
提督の屍体が満足に残らなかったのに、
彼の死亡が確認されたのがソレが理由だった。
あの人の亡骸で、
以下略



231:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:43:02.72 ID:9/6kSBaQ0

大淀は首元を緩めると、
新しいタバコを手にした。

「……」
以下略



232:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:44:10.72 ID:9/6kSBaQ0

大淀はそう断言した。
由良は、大淀を見る。
彼女の目が、さらに青くなっていた。

以下略



233:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:44:53.80 ID:9/6kSBaQ0

「…一緒にしないで」

「そうね、あなたと私は違うもの」

以下略



234:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:45:52.39 ID:9/6kSBaQ0

「大淀」

「なに?」

以下略



235:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:47:20.76 ID:9/6kSBaQ0

涼風は夕立を追いかける。
彼女はすぐに見つかった。
ホテルの中庭のベンチで座っている。

以下略



741Res/327.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice