過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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228:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:39:23.03 ID:9/6kSBaQ0

痛みより屈辱感からカッとなって、
由良は大淀のタイを掴む。

「あんた!」
以下略



229:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:40:28.80 ID:9/6kSBaQ0

「いたかった!
 誰よりも!!
 先生を危険にしたのは誰?」

以下略



230:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:41:59.15 ID:9/6kSBaQ0

由良は彼女のタイを掴み続けることができなかった。
提督の屍体が満足に残らなかったのに、
彼の死亡が確認されたのがソレが理由だった。
あの人の亡骸で、
以下略



231:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:43:02.72 ID:9/6kSBaQ0

大淀は首元を緩めると、
新しいタバコを手にした。

「……」
以下略



232:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:44:10.72 ID:9/6kSBaQ0

大淀はそう断言した。
由良は、大淀を見る。
彼女の目が、さらに青くなっていた。

以下略



233:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:44:53.80 ID:9/6kSBaQ0

「…一緒にしないで」

「そうね、あなたと私は違うもの」

以下略



234:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:45:52.39 ID:9/6kSBaQ0

「大淀」

「なに?」

以下略



235:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:47:20.76 ID:9/6kSBaQ0

涼風は夕立を追いかける。
彼女はすぐに見つかった。
ホテルの中庭のベンチで座っている。

以下略



236:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:48:42.20 ID:9/6kSBaQ0

「提督さん以外の人なんてイヤなの」

「……」

以下略



237:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 20:49:26.19 ID:9/6kSBaQ0

「なら、そんな普通なんていらないっぽい。
 夕立、普通でなくていいもん。
 普通で苦しいなら、普通でなくたっていいもん」

以下略



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