過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
1- 20
286:名無しNIPPER[sage]
2016/05/15(日) 00:35:22.39 ID:SQfpmFvYo

次が楽しみだわ


287:名無しNIPPER[sage]
2016/05/16(月) 20:13:15.94 ID:E1boVt000
>>1です。
今夜分を投下します。


288:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:15:41.40 ID:E1boVt000

男が死んだということを、彼女は考えていた。
客でもない男を考えるのは自分でも珍しいことである。
それは自分でもわかっていた。
あの男へ向ける感情が恋ではないと断言できる。
以下略



289:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:16:32.78 ID:E1boVt000

気晴らしにタバコを吸っていた。
そうしてショッピングモールの喫煙室に一人腰掛けていると、
物好きな男が何人も話しかけてくる。
適当に、そんな昔の客の同類たちをあしらいながら、
以下略



290:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:17:48.93 ID:E1boVt000

本国では珍しくもないのだが、
極東の地にあってはただの異国の女にしか見えないのだろう。
我が身が変わってもこれかと思うと、
彼女はおかしかった。
以下略



291:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:18:40.02 ID:E1boVt000

「それで買えたの?」

外に出て、衣類についた灰を払いながら同僚に尋ねる。
Z3はため息をつきながら言った。
以下略



292:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:19:29.62 ID:E1boVt000

「仕方ないでしょ。
 あのコ達、貴女より離れてるんだから」

「…忌々しいわ。なんでこれなのかしらね」
以下略



293:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:21:14.66 ID:E1boVt000

二人で店に入ると、意外な人物がいた。
ビスマルクは気づいても声をかけようとしなかったのだが、
向こうの駆逐艦が自分らを指差して言った。

以下略



294:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:25:26.34 ID:E1boVt000

「チャオ。オフで会うのは初めてですね」

エクスプレッソらしきコーヒー片手に、姉が挨拶する。
ぶすっとした表情のローマも遅れて会釈した。
以下略



295:名無しNIPPER[saga]
2016/05/16(月) 20:27:43.16 ID:E1boVt000

「あまりチンジュフではお話ししませんから。
 高速戦艦の会に、ビスマルクさんはいらっしゃらないですから」

イタリアは悪気もなくニコニコしていた。
以下略



741Res/327.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice