過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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333:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:06:40.91 ID:zg6tL2XN0

【提督】の技術を大本営は知っている。
あの新任、
いや彼を派遣した上層部が自分たちを疑うのも当然だ。
提督の部下である自分たちに、
以下略



334:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:07:16.71 ID:zg6tL2XN0

不味いだけのタバコを、
大淀は手にし火をつけた。

「死んでも、迷惑かけるんですね。
以下略



335:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:08:19.53 ID:zg6tL2XN0

彼女は手にとったライターを見る。
…彼の部屋から持ち出せた唯一の物だった。
何度吸っても煙は不味く、喉が乾く。
けれど、
以下略



336:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:09:36.69 ID:zg6tL2XN0

「…先生」

彼の姿が見える気がした。
目頭が熱くなるのを大淀は感じた。
以下略



337:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:10:50.28 ID:zg6tL2XN0

「いい子じゃないほうが、よかったですね」

夕立のセリフが思い出された。

以下略



338:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:11:45.40 ID:zg6tL2XN0

消えない自分の病。
だったら自分の手で消そうと思っていた。
そうすれば楽だった。
哀れみなんていらなかった。
以下略



339:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:12:38.76 ID:zg6tL2XN0

「てーとく」

あの人をわかる為に、そうしてきた。
あの人の知ってること、
以下略



340:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:13:34.49 ID:zg6tL2XN0

…けれど、大淀は思う。
こんな今ならもっとワガママになればよかったと。
あの人は、なんだって笑って許してくれだろう。
涼風や夕立を見ていればわかる。
以下略



341:名無しNIPPER[saga]
2016/05/21(土) 22:15:40.48 ID:zg6tL2XN0

「………」

あの人はもういない。
そしてあの人が感じていた私を変える事も出来ない。
以下略



342:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 22:18:10.60 ID:zg6tL2XN0
今夜はここまでです。
oh!淀はヤンデレ(依存型/好きな人に『私』が意識されていたい)


343:名無しNIPPER[sage]
2016/05/22(日) 01:29:29.06 ID:DJza1DKQO
壊れ切って自滅しない程度の病み具合は人間臭さが増し増しだなあ。
昔、かなり重い社会不安障害の子と縁あって付き合ったのを思い出した。
些細なことがきっかけで文字通り目の前からいなくなってしまったけれど。

とても、とても危うい心のバランス。
以下略



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