過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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372:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:07:42.42 ID:bnEEyM2J0

「呆気ないです」

朝潮は万一にそなえ、
未だ土煙で覆われた階段へと近づく。
以下略



373:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:10:22.38 ID:bnEEyM2J0

「なっ?!」

とっさに暴れるが腕の主は朝潮の髪を掴む。
痛みを感じる間にも、敵は朝潮を片手で持ち上げる。
以下略



374:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:14:04.05 ID:bnEEyM2J0

「!!!??」

投げられ朝潮は宙を舞った。
照準の狂った砲は、見当違いの方向へと放たれる。
以下略



375:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:16:54.80 ID:bnEEyM2J0

しくじった…!!

朝潮が、それでも反抗しようとした時だった。
彼女は腕をついて体を起こしつつあった。
以下略



376:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:19:23.53 ID:bnEEyM2J0

「な、な?ぁッ?」

訳がわからない。
次の瞬間、
以下略



377:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:24:31.08 ID:bnEEyM2J0
何故か手足の感覚は戻っていた。

「痛い、いた…」

朝潮はなんとか逃げようとする。
以下略



378:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:26:50.01 ID:bnEEyM2J0

「嫌、嫌、いやァあああああ!」

目の前が白黒に点滅する。
ダメだ、痛いよりも耐えられない。こんなもの、無理だ。
以下略



379:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:28:04.85 ID:bnEEyM2J0

グラーフが目を覚ますと、知らない場所だった。
地下室らしい。
わけがわからず、周囲を見る。
…見れば男が立っていた。
以下略



380:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:28:55.10 ID:bnEEyM2J0

「お前、何をした?!」

グラーフの脳裏に昨夜のことが思い出される。
ホテルのボーイから荷物を受け取った瞬間、意識が飛んだ。
以下略



381:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 01:29:37.10 ID:bnEEyM2J0

「私でないよ。
 まあ、信じてもらえないだろうが」

無精髭の男は、そう言った。
以下略



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