過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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560:名無しNIPPER[saga]
2016/08/14(日) 23:34:45.62 ID:RN5Hl2bN0
考えようとした彼女の思考を遮るように、夕立がポツリと言った。

「でもあれね。大淀が始めて提督さんに会ったんじゃないのね」

そこで彼女たちは皆、考えてしまった。

夕立は会いに行くつもりだった。
提督さんが生きているなら会いに来てくれるはず。
そう思うと勇気が出た。

涼風は待っていた。
提督が生きているなら、きっといつか会えるだろう。
そう考えると嬉しかった。

由良は期待していた。
提督さんが生きているとわかった。だったら会いに行ける。
その可能性があるだけでよかった。

天城は待ち遠しかった。
提督が生きている今、自分たちの元に戻るだろう。
その未来がいつなのか、彼女はじれったかった。

大淀は不安だった。
提督が生きていることを知っても、彼はなぜ戻らないのか。
けれども会いたい思いは疑いようがなかった。

彼女らは皆、最初に会うのは自分だと固く意思を固めた。



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