過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
1- 20
708:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:35:05.44 ID:6pQdMD970
耳を疑う話だった。
後任士官は、再度その報告をした水兵に聞き直す。
だが、彼は姫は沈み、死んだ男の姿を借りた何者かも消えたと言った。
彼はどっと疲れが押し寄せた。
後味の悪さを強く感じながら、彼は電話の相手を思い出す。

若い女の声だった。
提督してありたいなら、終わらせてあげると声は伝えた。
その質問に肯定したからだろうか…?

再度呼ばれて、後任士官は前を向いた。
水兵は彼に言う。

「護国の為に戦ってください」

「もちろん」

そう答えて、後任士官は彼が部屋から出て行くのを見届けた。
一人になって彼は、ふと考えた。
あの時の自分の選択が正しかったのだろうか、と。
彼はその考えを否定してから、自らの艦隊を確かめに行こうと心に決めた。







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
741Res/327.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice