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過去ログ - 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターＫ！」ヒロ「その８」【R-18】

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670: ◆u8.5SqL8DKty[sage]
2016/04/27(水) 20:07:52.77 ID:D4cvw1mzo
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うた「そうさ……大勢を愛そうとするからダメだったんだ。結局私は、自分の器に合わないほどの数を抱き込んじまった」

うたちゃんと衣の話し合いは続いていく。

うた「善人も悪人も……まとめてな。　だからさ、一人だけ……今度は間違わないように『たった一人』だけ選んだ」

京太郎「――それが俺？」

うた「にゃー、何千何万人、数え切れない人の中で……何十年、何百年の付き合いの中、お前を選んだ」

そこまで聞いて、顔をが熱くなる。

なんだろうか、こう……恥ずかしいというか、嬉しい、嬉しかった。

うた「まぁ……そういうわけだ。黙ってて悪かったな」

京太郎「いや……別にいいけど、うたちゃんはうたちゃんだし」

うた「はっはっは、だな！　私は私だ。力を無くそうが、結局それだった！」

うたちゃんは、機嫌よく笑いだす。

それに釣られてか、こっちも少し笑みを見せる。

衣「もう戻らないのか？」

うた「にゃー、戻り方がわっかんねー！　欠片には拒否されたし、戻れないんじゃね？」

京太郎「そうなの？」

うた「博物館で触ったら、指焦げた」

そう言って、うたちゃんは手をひらひらと振る。

その手は綺麗なままだったので怪我らしい怪我はないらしい。

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