過去ログ - 今から文才の俺が小説を上げていくスレ
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名無しNIPPER
[saga]
2016/04/26(火) 18:16:43.92 ID:y87m5nGQ0
氷結の魔術師
七宮唯識
1話
一章 魔術
?
闇夜の深い日のことである。私はなかなか眠れなかったためなのか、近くのコンビニエンスストアで缶コーヒーを買いに行った時だった。
突然、胸が苦しくなり、呼吸もままならなくなったのだ。訳も分からずに自分は死んでいくのだろうか?そう思っていたら、いつの間にか呼吸も楽になり、胸の痛みも無くなっていたのである。
私は不思議に思い周りを見渡すが周りには誰もいない。もしや自分が肺炎でもか患わずらっているんじゃ無いかと思い、すぐに病院に連絡し病院に行ったが、特に異常と呼べる異常は無かった。
翌日のことである。私は不思議な光景を目にしたのである。
私は昼食をいつも屋上で食べている為、いつも通り屋上へ向かったのだった。
すると、人の気配がしたのだ。
「おや、今日は先約でもいるのかな?」
私はそう思い屋上へ入ると、私より一つ上ぐらいの女の子がマジシャンの様な格好をした男と戦っていたのだった。
というより、女の子の方は知っている人物だったのである。
彼女の名前は氷室美咲ひむろみさき。彼女はこの高校の生徒会長であり、気配り上手で生徒から慕われている。彼女の特徴といえば、綺麗に手入れされた長髪で容姿も整っており、日本人離れした翡翠色ひすいいろの眼をもっている。多くの人が彼女のことをこう言うだろう、妖精と・・・・・
私は焦っていたのだろう。この学校に邪悪な魔力を持った魔術師がやって来たことに、その結果、人払いの魔術をかけるのを忘れているなんて・・・・・、『お願い誰も屋上に来ないで!』
私はそう願うしかなかった。不幸なことに屋上のドアが開く音が聞こえた。
生徒が人質に取られても私は生徒を護れるか解らない。後ろを振り返ると、昨日私が助けた少女、この高校の2年生である七原栞ななはらしおりだった。
「おやおや、邪魔が入ってしまいましたね」
魔術師はそう言いその場から離脱した。
私は安心した。魔術師が人質をとるほど下種げすではないことに心底ホッとした。
しかし、問題はまだ残っている。彼女にどう誤魔化せばいいか・・・・。
私は思案しながら彼女に向き直った。
「2年B組の七原栞さんよね?」
彼女はすぐに頷き私をしっかりと見た。
「さっきの見ちゃったかしら?」
さっきの出来事を見てしまったか確認を取る。
彼女は顔を縦に振り頷いた。
(やっぱりか)
私は内心落ち込み気味にそう思ったのだ。
「あの・・・・、さっきのはなんですか?」
彼女は私が一番聞かれたく無い質問をしてきた。
「いえ・・・、言えないならいいんです。本人の気持ちが一番ですから」
彼女は根っからのいい子なのだろう。私のことを一番に考えてくれている。
だが、このまま私は彼女に魔術のことを話さなくていいもだろうか?
会長に話しかけられた。話しかけられたというより、質問されたの方が正しいだろう。
私は『さっきのを見てしまったか』と訊かれたが、私はすぐに顔を縦に振り頷いた。
私もさっきの会長が使っていたのが気になり会長に質問した。
すると、会長は困った顔をしたため、『話したく無いのなら、話さなくていい』と付け加えた。
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2
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/26(火) 18:19:59.90 ID:iv8gO28ao
よっこらしょ。
∧_∧ ミ _ ドスッ
( )┌─┴┴─┐
/ つ. 終 了 |
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/26(火) 18:21:50.08 ID:y87m5nGQ0
評価してくれるとありがたいです
4
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/26(火) 18:23:17.18 ID:puQZ64qB0
マジレスしてタイトルにだけまず突っ込むけど文才の俺ってなんだよ
5
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/26(火) 18:25:21.54 ID:uH6krTrX0
>>4
文才って概念に
>>1
がなったんじゃね?
6
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/26(火) 18:26:37.37 ID:T+2ile9fO
スレタイから一転して低姿勢でワロタ
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