過去ログ - 【安価・コンマ】あなたで魔法科高校【オリキャラ】
1- 20
377: ◆RRy8Fqxs/o[saga]
2016/05/10(火) 23:46:44.12 ID:+kUwSZl00
ならこのままで行きます


貴女「じゃあ……これで」

悩みに悩んで一冊の本を手に取る。
【精霊と信仰】――それは現代魔法ではなく古式魔法と呼ばれる魔法について記された本だった。
古式魔法は現代魔法よりも遥かに閉鎖的だ。それ故に私のようなコネも何も無い人間には情報など一切入ってこない。

そんな未知の領域への理解が得られるかもしれない、というのは存外魅力的なものだった。

老人「ほう……それか。いい買い物になるといいな」

そう言って老人は私から本を受け取ると、右手人差し指に嵌めた指輪でコツンと本を叩いた。
すると一瞬、サイオンの奔流が本から溢れだした。
その膨大な力に当てられ目眩のような感覚に襲われるもそれもすぐに収まった。
老人の方はなんともない様子だ。

老人「ほら、持ってけ」

ぶっきらぼうにそう告げると、老人から本を手渡される。
ズッシリとした重みが腕の中に広がり、これが自分の所有物になったのだと実感する。

貴女「あの……ありがとうございます!」
老人「おう。今度はちゃんと客としてきてくれよ」

深々と頭を下げながら礼を言って店を出ると、老人は再度新聞に目を移しヒラヒラと手を振った。

店を出て駅に向かい歩き出した私だったが、ふと気になり先程の店に目をやった。
すると――

貴女「あ、あれ?」

そこには建物なんて存在せず、あるのはただの路地だった。
何度目をこすって確認しても変わることのない景色に、私は言い知れぬ恐怖を感じて慌てて駅へと駈け出したのであった。


【リザルト】
・休日・夜の行動選択肢に【???に行く】が追加された!
・【精霊と信仰】を手に入れた!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/382.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice