過去ログ - 【安価・コンマ】あなたで魔法科高校【オリキャラ】
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78: ◆O7keY07CVI[saga]
2016/04/27(水) 22:13:47.44 ID:h54fv6p50
>>76
次回からそうします。


判定:7

魔法の干渉に勝利したのは貴女だった。
貴女は騒ぎの中心にいた魔法を使おうとした人物に対し、空気で形成された弾丸を打ち込み、移動魔法を持って無理矢理壁の方へと突き飛ばしたのだ。
魔法の干渉具合と空気の温度が若干上昇していたのを鑑みるに、その人物が犯人で間違いないだろう。

その結果に対し一番戸惑っていたのは他でもない貴女だった。

こんな衆人環視の状況で魔法を使う人物。そんな大それた事をしでかす者ならば、自分のようなひよっこは太刀打ち出来ないと考えていたからだ。
魔法の行使も咄嗟のもので、ただ相手の魔法による改変の力を弱めるつもりだった。

だが思わぬ好機に咄嗟に声を張り上げた。

貴女「皆逃げて!そいつは魔法師の放火魔よ!」

その言葉に突然の出来事に呆然としていた人々もハッと表情を変えた。

魔法師に対する理解が進んできたとはいえ、一般的なイメージは戦争屋や軍人など物騒なものばかりだ。
そんな"危険人物"が目の前に居ると知り、更には実際に自分達に危害を加えようと知ったら……。

結果は火を見るより明らかだった。
立ち往生していた人々は皆、蜘蛛の子を散らすように我先にと非常口から外へと逃げ出した。

そうなってはこの場所から人影が消えるまでさして時間も掛からない。

この場には貴女と犯人の二人だけが残っていた。

犯人は気を失っているわけではないようだが、身体にダメージは残っているようで肩口を手で抑え、息は荒い。

だが怒りの感情に燃えた眼はハッキリと貴女を捉えていた――。




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