過去ログ - 【安価・コンマ】あなたで魔法科高校【オリキャラ】
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981: ◆RRy8Fqxs/o[saga]
2016/05/24(火) 23:49:39.29 ID:PLKcK0ka0

女子1「ほのか、大丈夫?」

暴走していた人物を止めた子が、そんなことを言いながら同じようにボードに乗ってこちらへ向かってくる。
緊急事態だった割に、彼女の口調はゆったりとしていて、マイペースな性格なのだろうと思わせる。

女子2「な、なんとか。そちらの方もすみませんでした」

貴女「いえ、こちらも何とも無いので大丈夫です。」

勢い良く頭を下げる、暴走者に宥めるように答える。
そしてそのまま帰ろうかと思った時、空気が変わった。
それは彼女が顔を上げたことがキッカケだった。

貴女・少女2「あっ……」

私たちは互いに顔を知っていたのだ。しかし、それは良い思い出ではない。
何故ならこの少女は入学直後の下校時に、私達に難癖をつけてきたメンバーの中にいたからだ。
よく見れば、もう一人の少女もその中に居た人物の1人だ。

………

気まずい沈黙が流れる。
それを破ったのは、またしても目の前の少女だった。

ほのか「あの……あの時もすみませんでした。私、光井 ほのかです」

雫「北山 雫。あの時はごめんなさい」

若干声を震わせながらも、再び謝罪を口にした。
そんな彼女らを無視するというのも後味の悪い話だ。

貴女「【貴女】よ。もう気にしてない、とは言えないけどもうあんな事しないならコッチから言うことは何もないわ」

まあ真面目な所この謝罪は、私でなくあの時矢面に立っていた美月やレオ、そして深雪さんに送られるべき言葉だ。
なので私が決めることではない。
それに、以前深雪さんが彼女たちから謝罪を受けて今では仲良くしているとの話を聞いているので、今更問題に上げるのも野暮だろう。

貴女「よし、辛気臭いの終わり!それよりさっきは何であんなスピードで突っ込んできたの?」

このままではまた微妙な空気になることは容易に予想できたので、思いっきり手を叩き話の流れを無理矢理変えることにした。
その様子に二人とも少し面食らっていたが、こちらの意図を察してくれたのか話し始めてくれた。




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