過去ログ - 三浦「マジムカつくし」結衣「どしたの、優美子?」
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42: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:00:37.96 ID:xI6ZNg0c0
葉山「で、なにがあったんだ、優美子?」

三浦「・・・隼人に聞かせたい話じゃないし」

姫菜「でも優美子、いっそ隼人くんにも聞いてもらった方がスッキリするかもよ?」
以下略



43: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:01:23.73 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「優美子が言いにくいみたいだから、わたしから言っちゃうね。実はさ・・・」

(説明中)

葉山「なんだ、そんなことか。俺は別に気にしてないよ。すべての人に好かれるなんて、到底無理な話だからね」
以下略



44: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:02:01.96 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「でもさ、隼人くんはそうやって許しちゃうけど、まだわたしは納得できないことがあるんだよねえ」

葉山「な、なんだい、姫菜」

姫菜「例えばさ、あの千葉村の小学生助けた一件、覚えてる?あれもさ、なんか隼人くんは役立たずで、ヒキタニくんのアイディアが神、みたいに言われててさ」
以下略



45: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:02:34.96 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「ゆみこ!それは突っ込まない約束だって自分で言ってたでしょ!?」

三浦「あ、そーだった。で、なんで隼人が役立たず扱いされるし」

姫菜「なんかね、結局隼人くんの出した話し合いみたいな提案は、根本的な解決になってないって。それに比べてヒキタニくんのアイディアは問題を解決はできてないけど解消したし、人間関係の本質を捉えてる、みたいな?」
以下略



46: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:03:07.90 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「あの場ではね、わたしもヒキタニくんのアイディアの方がいいと思ったし、隼人くんの話し合いじゃ何も解決しないな、とは思ったよ。でもね、本人が後で失敗を認めてるアイディアをさ、神の所業みたいに讃えるのは、ちょっとね・・・」

三浦「それはむしろ、ヒキオがかわいそうだし」

姫菜「それより隼人くんのことだよ。確かにわたしから見れば不十分なアイディアだったけどさ、考えが浅いっていう指摘は少し違うかな。わかりやすく言うと、経験不足じゃない?そりゃ、雪ノ下さんのことで小学生のときに失敗したことを繰り返した、って言われちゃうと隼人くんもつらいとこだけどさ、それにしたって隼人くん、まだ高校二年生だからね?」
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47: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:03:49.38 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「期待に応える、って意味ではね、あの場で小学生のいじめ問題に切り込む、って時点で十分なんだよね。普通、ただのボランティアで参加して、そこまでアクティブに行動できる人なんていないでしょ。隼人くんを悪く言ってる人たちなんてさ、リアルな話、いじめ問題においてもっとも唾棄すべき傍観者ポジションだよ、絶対!」

葉山「だ、唾棄・・・」

三浦「それはわかるし!偉そうに隼人のやったことにケチつける割には、絶対自分がその立場だったら行動起こすどころか見て見ぬフリするような連中っしょ!そんでよく、隼人の考えが浅いとか言えると思うし。まさか、見て見ぬフリする方が助けようとするよりカッコイイ、とか思ってんじゃん!?」
以下略



48: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:04:33.48 ID:xI6ZNg0c0
三浦「女から見れば、売名だろうが考えが浅かろうが、まず動ける男の方が魅力的だし。人のやることに文句だけつけて、自分はなんにもしないで斜に構えるとか、あーしなら絶対好きにならない」

姫菜「うんうん。なんでああいうのがカッコイイと思えるのかすらわからないよね、女子から見れば。すごくダサいよ、自分もやればできるけどいまはやらない〜とか言いながら一生やらずに終わる人って」

戸部「隼人くん、俺、今から被災地のボランティア行ってくるっしょ!」
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49: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:05:15.23 ID:xI6ZNg0c0
三浦「そもそも、ボランティアの高校生に小学生のいじめ問題解決させるとか、大人はなにやってんの、ってツッコミはありなん?」

姫菜「う〜ん、それは言いっこなしにしよ、優美子。なんていうか、わたしたちの周囲に起こる出来事には大人は干渉しちゃいけない、みたいなルールがあるから」

三浦「なに、そのルール?」
以下略



50: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:05:51.29 ID:xI6ZNg0c0
三浦「なんだ、そっちを先に聞かせろし」

姫菜「ヒキタニくんのアイディアの有用性を認めてさ、ちゃんと協力したでしょ?あれ、隼人くんが協力を言いださなければ、優美子もとべっちも絶対、やらなかったと思うんだよね。自分のアイディアにこだわらず、良いものを取り入れていこう、みたいな柔軟性は経営者向きでいい考え方といえるんじゃないかな」

三浦「確かに。ヒキオのメチャクチャなアイディアにあーしらが協力したのは、隼人が賛成したからかも。あんとき、あーしら別にヒキオと仲良くなかったし、なんなら雪ノ下さんにムカついてたくらいだし」
以下略



51: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:06:25.71 ID:xI6ZNg0c0
三浦「む〜、ほっとこうと思ったけど、やっぱり隼人の悪口止めたいし」

葉山「優美子、あまり無茶はしないでくれよ。相手が男だとなると、さすがに心配だよ」

三浦「はやと・・・」
以下略



52: ◆Sz9dDf2oO.[saga]
2016/04/28(木) 02:07:06.99 ID:xI6ZNg0c0
姫菜「一番困っちゃうのは、書いてる本人たちがさ、自分たちに正義があるって思ってることなんだよねー」

三浦「ネットに隼人の悪口書くことのどこが正しいし!」

姫菜「まあ、それを言っちゃあおしまいなんだけどさ。自分では何も行動しない、そうした経験もない人たちが、隼人くんのしたことを悪く言っておいて正しいことをしてると思ってるとか、ちょっと怖いよね」
以下略



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