過去ログ - これから日記を書く 五冊目
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862:ブレイクタイム  ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 06:02:41.54 ID:Gc294ckW0
【拠点拡張計画】
「…ふーむ」

「どうしたんですか放浪者さん」

「…あぁ、相棒。佐田さんが増えたことで完全に空き部屋が無くなったからな。そのことでだ」

「嬉しい事なんですが、次の方が来るまでの空き部屋の確保ですね」

「…そうだな。となると、しばらく探索活動を止めて、全員で拠点に関わる任務をやった方がいいかもしれない」

「賛成です。折角の機会、出来ることはしてしまいましょう」

「…そうだな。後は、それによる警備範囲が広がることだな。いっそ、1つのバリケードは見なくてもいいぐらい高くしてしまうのも手か」

「そこいらはもう少し詰めましょう」

「…あぁ」


【商売】
「…あぁ、喜読。いたか」

「放浪者さん。ふふ、どうかいたしましたか?」

「…今、拠点の拡張を予定していて、1つ考えたんだが」

「なんでしょうか?」

「確か会ってないはずだが、ここと交流がある生存者、名前をハンターという奴がいて、拠点の情報は外部に伝わる状況だ」

「そうなのですね」

「…ここのメンバーになりたくて来た。という奴はいいが、通りがてら寄る奴も出てくるだろう」

「はい、想像できるお話です」

「…まぁ、行商の奴らと同じように交渉するのは良いとして、宿を貸す場所を用意した方がいいと思ったところだ」

「ホテル。というよりはモーテルのようなものをご用意するということですね」

「…それも一種の商売として宿泊料として物資をもらうのもいいかと思ってな。それでいい知恵が欲しい」

「畏まりました。ではもう少し構想をお伺いしてよろしいでしょうか?」

「…あぁ、わかった」


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