17:名無しNIPPER[saga]
2016/04/30(土) 14:47:23.70 ID:ZPDCwVJP0
雪乃「……あら、まただわ。ほら、このメールの差出人」スッ
八幡「またか、差出人『匿名』さん……」
そう、この差出人こそ、例の奇妙なメールをしてくる人物だ。
彼のメールは、春休みの始まった3月17日から今日3月29日まで、だいたい二日に一回のペースで送られてきた。
内容はどれも、文脈はしっかりしているものの、比喩というか例えが多すぎて理解不能なものが多い。バカな由比ヶ浜は別として、あの雪ノ下でさえ頭を悩ますような相談だった。
しかし、今回のメールは、読んだ誰もが理解できるような内容であり、なおかつ、非常に直接的なものだった。
「助けて」
たった三文字の、それだけしか書かれていないそのメールは、長い間奉仕部三人の視線を、パソコンのディスプレイに釘付けた。
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