18: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/04/29(金) 23:54:52.21 ID:GcbLb0Wq0
〜 演習場 〜
雪風「朝起きて歯を磨いて顔を洗って着替えてご飯を食べてちょっとくつろいだら、まずは訓練です!!」
天津風「ごめん。雪風は少し黙ってて」
雪風「えぇーっ」
天津風「あたしたち駆逐艦は、基本的に同型艦で艦隊を組むことが多いです」
記者「なるほど。それであなたたちは、陽炎型のチームなのですね?」
島風「陽炎型じゃないし……」
時津風「お姉さんほらー。あっちで駆逐艦の艦隊が演習を始めるよー」
浦風「白露型と特三型の艦隊戦じゃね」
浜風「白露型の駆逐隊は、うちの鎮守府ではナンバーツーの実力を保持していると言われています」
記者「へぇ……艦娘さんは本当に海上を滑っているのですね。まるでスケートみたいです。
しかもあんな小さな女の子たちが、大きな武器を持って」
天津風「見ていてください。あたしたち艦娘が、のうのうと暮らしているわけではない所を。
深海棲艦との命を懸けた真剣勝負のため、日々精進している姿を!」
ドォオン! ドォオン! ドォオオン!
記者「すごい砲撃音……それにあんなスピードで海上を動き回っているのに、全然艦列を乱さない……」
浜風「使用しているのは模擬弾なので、本来ならさらに大きな砲撃音が鳴り響きます」
浦風「深海棲艦が相手となれば、艦隊運動ももっと激しゅうなるんよ」
記者「これが艦娘……。あれ、ところで彼女たち……
背中に何か大きな旗のようなものを背負っていませんか? あれは……」
一同「………………」
記者「『白露型参上っぽい!』……『特三型の本気なのです!』…………と書いてありますが……」
天津風( あのおバカ達ぃ〜!! あれほどいつも通りにしろって言ったのにッ!! )
浦風「あれはそのぉー…………駆逐隊のシンボルマークみたいなモンじゃけん、気にせんといて」
記者「なるほど。戦国時代の兵士みたいなものですか」メモメモ
時津風( 変なことメモされちゃってる…… )
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