過去ログ - 【ディケイド】門矢士「風に乗って」【デレマス】 -SS速報VIP

過去ログ - 【ディケイド】門矢士「風に乗って」【デレマス】

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42: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 22:50:31.41 ID:CRm0cKEg0

P『門矢さん、新田さんが…！』

士「何だ…ああ？」

43: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 22:51:42.56 ID:CRm0cKEg0
士「ちひろ。何があったか説明しろ」

ちひろ「はい、えっと……」

智絵里「つ、士さん……私の、私のせいなんです……」

以下略

44: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 22:58:17.80 ID:CRm0cKEg0
美波「…違います」

アーニャ「ミナミ！」

美波「私も昨日、夜遅くまで練習していたので…。すいません、もう大丈夫です…」

以下略

45: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:00:24.39 ID:CRm0cKEg0
士「………ハァ」

誰にも聞こえないように、小さく息を吐く。

士「…ひとまず寝てろ。昨晩休まなかった分、今な」

以下略

46: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:14:51.75 ID:CRm0cKEg0

プロデューサーと美波を欠いたまま楽屋に戻った一同。
士は今起きていることに関して、全てを聞かせた。その上で、こう続けた。

士「新田の代役が要る」

以下略

47: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:16:13.32 ID:CRm0cKEg0
士「神崎」

蘭子「だっ、第2形態より先は、未知の…」

そこで、彼女の言葉は一度止まる。だが、意を決して蘭子は再び口を開いた。

以下略

48: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:16:58.16 ID:CRm0cKEg0

一方、士たちが出て行った直後の救護室では、プロデューサーが静かな口調で美波と会話をしていた。

P「何故、昨日は遅くまで練習をなさっていたのですか」

以下略

49: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:18:37.94 ID:CRm0cKEg0
不意に、冷え切った両手に温もりが伝わってきた。

ちひろ「…だったら、もう一回覚えましょう。ね？」

美波「あ……」

以下略

50: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:21:20.88 ID:CRm0cKEg0

プロデューサーの携帯が震えた。士からのメールだ。その内容に目を通すと、それを美波にも見せた。

美波「ありがとう、蘭子ちゃん……」

以下略

51: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:24:51.52 ID:CRm0cKEg0

プロデューサーと士の迅速な行動によって、各部署への連絡・確認は滞りなく行われた。

蘭子とアーニャの振付合わせ、美波用の衣装を蘭子に合わせる調整、繋ぎのMCの内容確認、万が一美波抜きの際の全体曲のフォーメーション確認。

以下略

52: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/04/30(土) 23:25:54.42 ID:CRm0cKEg0

今、ステージでは、美嘉が1人で歌い踊っていた。
流石は346トップクラス。1人でありながら、ステージから観客席に至るまで、彼女は自分の世界を作り上げていた。

この世界に、これからシンデレラプロジェクトが飛び出していく。トップバッターは蘭子だ。

以下略

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