184: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2016/06/01(水) 17:00:38.47 ID:5xBXF+wz0
まほ「今まで何度も戦車道の激戦が繰り広げられてきた場での初めての公式戦で車長を任され、正直緊張していた・・・」
まほ「会場にお母様が来ているかどうかはわからなかったが、どこかで見ているような気がした。少しでも活躍する姿を見せようと気を引き締めて戦いに挑んだよ・・・」
まほ「試合が始まると周り中、敵も味方も連続花火のように撃破されていった・・・私達の車輛は手だれの三輌に追いかけまわされてな、仲間に気を配るヒマもなかった」
まほ「その内に、味方は私達だけになってしまった。それでも奴らはやめないんだ・・・・・・死にものぐるいで走り回ったよ。手も足も痺れてきて、目まで眩んできて、もうだめだと思った・・・」
まほ「その時だ・・・・・・突然目の前が真っ白になった」
みほ「真っ白?」
まほ「ああ・・・光の中、と言った方がいい・・・」
まほ(過去)「・・・・・・」
まほ「妙に明るくて、霧の中だと気づくまでにずいぶん時間がかかった。私は疲れきっていて、乗組員に指示を出す気力も無かった。操縦手も砲手も、皆眠ったように気を失っていた・・・」
まほ「それなのに・・・戦車は勝手に進んで行くんだ」
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