過去ログ - 【咲-Saki-】　京太郎「みやながけ」　淡「だったスレ」　咲「えっ！？」
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832: ◆Y.lj54HWGU[saga]
2016/07/07(木) 20:43:56.35 ID:es+h0VrJo

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　そのまま自然に読書を始める。

　京太郎はガツガツとレディースランチを貪っているが、咲は意に介さず読書を続ける。

　この辺りの動作が手慣れている。


　「メール？」

　「ん、いや」

　「麻雀？」

　「京ちゃん、麻雀するんだ」

　「まだ役もロクに知らないけどな！

　　麻雀ておもれーのな」

　「私……麻雀キライ」

　「えっ、咲、おまえ麻雀できんの」

　「できるっちゃできるケドキライ。

　　いっつも家族麻雀でお年玉巻き上げられてたん……」

　「ほーぅ」


　「ついでにもひとつつきあってよ。

　　面子が足りないんだ」


　その後、宮永咲は伝説を巻き起こすことになる。

　だけど、宮永咲の本質は変わらない。


　誰も気がつかなかったことがある。

　この時、咲が語尾を荒げるように自己主張するのは非常に珍しいことだった。


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　いやだいやだと言いながらも素直に京太郎についていく。

　そんな宮永咲だった。


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