過去ログ - 【咲-Saki-】 京太郎「みやながけ」 淡「だったスレ」 咲「えっ!?」
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865: ◆Y.lj54HWGU[saga]
2016/07/10(日) 21:51:09.92 ID:agLdqZ3lo

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 【秘めた気持ち】-京優次元1-


 最初はそんな目で見ていなかった。

 たまたま部活が同じで、絡みやすいから絡んでいただけだった。

 のどちゃんはお堅いし、学生っぽい付き合いをしてくれるのは彼くらいだった。


 「二人ともー、部活帰りにマックいこうぜー」

 「否、タコス!」

 「お前と一緒にいるとタコスばっかりじゃねーか!」

 「私の血と汗と涙はタコスで出来ているんだじぇ」

 「部室に広がるタコスの匂い……、換気しろ換気」

 「この魅力的な女子高生スルメを嫌がるとは……」

 「ゆーき、本当にタコスの匂いがしますよ」

 「のどちゃんまで我が内側にあるタコスオーラを感じたか」

 「そんなオーラありません」


 のどちゃんにピシャリと否定される。

 私といえばタコス、タコスといえば私。

 二人ともそう思っているはずだ。

 それは全く間違ってはいない、んだけれど……。


 「ちょっと準備するから待ってて」

 「どうしたんですか?」

 「のどちゃんも一緒に行くかー?」

 「ああ……、じゃあ私と須賀君で待っていますね」

 「どうした?」

 「いやん。女子トイレまでついてくる気かー?」

 「ああ……」


 この場をのどちゃんに任せて、私は外に出る。

 そして、小走りにトイレに向かってーー



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