過去ログ - 【咲-Saki-】 京太郎「みやながけ」 淡「だったスレ」 咲「えっ!?」
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868: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/07/10(日) 21:52:48.56 ID:agLdqZ3lo

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 清澄にハンドボール部なんてない。

 だから他の人も慣れていないんだろうけど、贔屓目抜きで京太郎が一番目立っていたと思う。


 誰よりも走って、声を出して、ぶつかり合う。

 彼の長身と鍛えられた肉体はそんな衝撃にも耐えている。

 それでも誰よりも動くのは疲れるのか、滴り落ちる汗。

 脈動する筋肉。

 激しい呼吸。


 それら全てが今まで意識したことのない『異性の姿』としての京太郎だった。


 「ゆーき?」

 「あ……、なに?」

 「どうしましたか?」

 「な、なんでもないじぇ!」


 私の知っている京太郎は、もっと低俗でダメダメだ。

 麻雀は弱いし、部長やのどちゃんに頭が上がらないし。

 時々のどちゃんの胸を見ているし、私がわがままを言ったら答えてくれる。


 顔なんて緩みきっていて、まるで女の子みたいな時がある。

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 そんな彼に異性を感じたことはなかった。



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