過去ログ - 赤城「私のおにぎりが、消えてしまいました」モグモグモグモグ
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21: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/05/01(日) 20:59:57.68 ID:ZtA5sGjl0



提督「この私が、おにぎりを食べちゃった真の犯人だ!!!」ばばーん




満潮「すごい……胸を張って偉そうに言ってるけど……」

霰「ただの大人げない人」



加賀「提督が真犯人? 果たしてそうでしょうか?」

提督「なに!?」

加賀「仮に提督の言っていることが本当だとすると、駆逐艦大潮に関しても嘘をついていないことになります」

提督「そうだ。大潮は嘘をつくような子じゃない」

大潮「うんうん」

霞「いや、つくでしょ普通に、嘘」

加賀「駆逐艦大潮は私たちとすれ違った後、食堂でおにぎりを見たと証言しています。

   つまり提督が食堂に忍び込んだとすれば、それは彼女が食堂に入った後ということになります」

提督「そ、そうだとも。大潮は気付いていないだろうが、おせんべいを焼く彼女の後姿を見たぞ」

大潮「…………?」

赤城「ですが変ですね……であれば、提督ともすれ違うと思うのですが……」

提督「…………っ!!」

加賀「そうです。建物の構造上、そして時間的な問題を考慮すると、

   司令室から食堂まで行くには、どうやっても我々とすれ違う必要があります」

提督「そ、それは……」

加賀「提督、駆逐艦大潮の罪を庇おうとするその心意気はさすがと言わざるを得ませんが、

   我々にとって、そして駆逐艦大潮にとって、それでは意味がないのです」

提督「…………」

朝潮「司令官……もう……」



提督「いいや、違うぞ加賀」



加賀「はい?」

提督「君たちとすれ違うことなく食堂へ行く方法が、ひとつだけある」

加賀「何ですって?」

提督「キーワードは…………トイレだ」

赤城「……はい?」

提督「私は、君たちがトイレに入る少し前からトイレの個室で香りを堪能していた!

   そして、君たちが別の個室に入ると同時に抜け出し、食堂へ向かったのだ!

   どーだ! これで君たちとすれ違うことなく食堂へ行くことができるだろう、わっはっはっはっ!!」

朝潮「司令官……司令室以外のトイレはすべて……女子トイレです…………」ボソッ

提督「あっ……」


一同「………………」




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