過去ログ - 未央｢一緒に寝よ...？｣ -SS速報VIP

過去ログ - 未央｢一緒に寝よ...？｣

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43: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 03:54:21.25 ID:A9bqI21TO
｢ち、ちょっと、待ってね...！｣///

そう言ってギュッとまぶたを閉じ、か細く息を整える。
未央の唇からこぼれた温かい吐息を感じる。
その度に、シトラスの制汗剤と、十代の女の子の入り交じった匂いが胸いっぱいに広がる。

以下略

44: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:16:08.87 ID:A9bqI21TO
...

何セットか深呼吸をした後、未央はゆっくりとまぶたを開けた。

｢...うん、おまたせ。もう大丈夫だから｣

以下略

45: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:21:59.56 ID:A9bqI21TO
｢あ、眠くなってきたかな？へへ...｣

寝かしつけが効いてきたという事に、少し喜んでいるようだ。
すると、未央は仕上げとばかりに、もう片方の腕をこちらの背中にぎゅっと回して、

以下略

46: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:25:10.07 ID:A9bqI21TO
｢...私ね、プロデューサーには、もっとゆっくりして欲しいなーって思ってたんだよ？｣

突然の告白を受けて、目だけでぼんやりと未央を見上げる。
ゆっくりと、未央は続ける。

以下略

47: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:28:55.42 ID:Cj8dVsEw0
体が暖かい物を求めて、目の前の熱源へ本能的に顔を埋めていく。
包み込んでくる弾力は、最後の意識を失わせるには充分過ぎるほどの安心感を与えてくれた。

｢......っ！！｣///

以下略

48: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:33:09.25 ID:Cj8dVsEw0
......

...

その後は、いつも通りの1日だった。

以下略

49: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:35:53.86 ID:Cj8dVsEw0
あの日、何人ものアイドルに体調を心配されて以降、健康を意識するようになった。
しっかりと休息を取り、みんなに心配をかけないように心がけている。

ただ、またどうしても疲れてしまった時はきっと、

50: ◆FEfChzgFkk[saga]
2016/05/03(火) 04:36:34.89 ID:Cj8dVsEw0

｢い、一緒に寝よ...？｣

そんな事を、未央は言ってくるのだ。

以下略

51:名無しNIPPER[sage]
2016/05/03(火) 04:40:43.08 ID:Yru9QoxeO
おつ
素晴らしい

52: ◆FEfChzgFkk[saga sage]
2016/05/03(火) 04:44:25.30 ID:Cj8dVsEw0
鷺沢さんに本を借りて表現力を勉強したい人生だった...
ありがとうございました。
HTML化は明日出してきます...おやすみなさいませ。

53:名無しNIPPER[sage]
2016/05/03(火) 09:33:26.84 ID:5QlGL+awo
素晴らしいわ
乙！

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