過去ログ - 仁奈「人間の気持ちになるですよ」
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43:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 19:03:30.82 ID:ULMad+EL0

あまりにも”酷い”内容に私は、途中で仁奈ちゃんと共に読むことを止めた。
彼女は、そのおぞましい内容に疑問符を浮かべていた。
恐らく……その本の意図することが分かっていないようだった。

以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 19:04:01.92 ID:ULMad+EL0
ここまで。まだ、少し続きます。


45:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 19:05:25.03 ID:FRA2YKXnO


直接的に怖いシーンなんてほぼ無いのに、何故か凄まじい恐怖を感じる


46:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 19:42:18.33 ID:zgR1DNJIO
仁奈本人がおかしくなり始めてるのか助けを求めてるのか


47:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 19:43:35.62 ID:+Rebilm1O
Pも何か感じ取ってそう


48:名無しNIPPER[saga]
2016/05/05(木) 23:49:13.70 ID:1NzWyADl0

「そ、それは……」

私からの言及に目を泳がせると、仁奈ちゃんは押し黙ってしまった。
私はじっと、彼女からの言葉を待った。
以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2016/05/05(木) 23:56:43.99 ID:1NzWyADl0

――彼女を叱るべきなの?

一瞬、頭をよぎった選択肢を素直に選べない自分がいた。
アイドル事務所に所属しているだけの私が、彼女に対して他人と言う枠を超えることは正しいことなのだろうか。
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 00:00:39.69 ID:0Pbux6nJ0

ぐるぐると思考だけが巡っていた時だった。

「……なんだ、二人ともいたのか」

以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 00:05:45.20 ID:0Pbux6nJ0

その目線の先、そこには仁奈ちゃんがいた。
私の膝の上に座る仁奈ちゃんは、先ほどから声も出さず下を俯いていた。


以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 00:10:54.91 ID:0Pbux6nJ0

また別の日のことだ。

その日はあいにくの雨だった。
しとしとと窓を濡らす水滴に、溜息をつきながらも私は事務所へと向かう廊下を歩いていた。
以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 00:16:50.05 ID:0Pbux6nJ0

何故かその声の主に聞き覚えがあった私は、声のする方へと歩みを進める。
足を進めるにしたがって、声はより鮮明に聞こえてきた。
誰も使ってないはずの部屋から発せられた音の正体……それは男の人の声だった。

以下略



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