30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/09(月) 01:49:20.66 ID:pv9xp3Cp0
八幡(それから、三浦と情報の共有をした)
三浦「停電とかふざけんなし、雑誌読めないじゃん」
八幡「だよな。じゃあ俺はこれで」
八幡(扉の取っ手を掴もうとした手を、ぱしっとはたかれた)
三浦「女子を一人取り残してまで行く奴はサイテーだと思わない?」
八幡「ぃゃ」
三浦「……ヒキオ」
八幡(眉間に皺をよせながら、俺を睨み付けた。こわい、伝説の炎ポケモンよりもぼうぎょが下がるわ)
八幡「ちょっと待て、三浦だって俺と一緒はいやだろ、つまりこれでwin-winだ」
三浦「だれが嫌って言ったし」
八幡「……その言い方だと、まるで三浦が俺の事をす」
三浦「嫌いだし」
八幡(……俺だって嫌いだし。帰ったらぜったい許さないリストに載せるまであるし)
三浦「でも、それだけじゃないってこと。結衣見たら分かるでしょ」
八幡「分かるけどな、納得できない」
八幡(そんな強制された、同じクラスだからって仲良くしなければならない、反吐がでるような仲良しなんてな)
三浦は心底あきれたように俺を見ている。青白い月光に照らされた彼女は、彫刻のように美しかった。
三浦「嫌いだからって、話したらいけないわけじゃない。話して楽しいこともある。
そういうことを私は言いたいんだけど」
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