過去ログ - 【艦これ】The Black Cruisers 2 - 那珂ちゃん、武道館で仕事する -
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42: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:32:16.29 ID:wQQZVsyoo

川内(ちっ……ずいぶん目がいいね……ならこれはどうだい?)


あぶりだされた川内ちゃんは、男に探照灯を照射した。
以下略



43: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:33:52.03 ID:wQQZVsyoo

その時、ぞくりとした感触が男の背骨を突き抜けた。

川内ちゃんの手が男の顔に触れると、一瞬でアゴが外れた。

以下略



44: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:35:18.86 ID:wQQZVsyoo

川内「『なぜ?』って顔してんね。あんたが赤外線を使ってんのは、すぐにわかったよ。

だから体温の残っている服を囮にして、冷たい池の泥を体に塗って近づいたってわけ」

以下略



45: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:36:36.21 ID:wQQZVsyoo

川内(何も知らずに寝てるね……)


川内ちゃんはゲストルームに戻り、寝ている社長の関節をバラバラに外した。
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46: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:38:44.48 ID:wQQZVsyoo

神通ちゃんはというと、わたしと同じようにメイドを装った。


神通「旦那様、社長様からのお届けものを持って参りました」
以下略



47: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:40:15.10 ID:wQQZVsyoo

中将「言うことを聞くんだな。その男は、お前の体を簡単にバラバラするほどの怪力を持っているぞ」

大男「ガスタービンエンジン、一五〇〇馬力だよ、お嬢ちゃん。俺は足も速いから、逃げんのはあきらめな」

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48: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:42:18.63 ID:wQQZVsyoo

大男「……!?」


笑顔が凍り付く。どんなに大男が力を入れても、神通ちゃんはピクリとも動かない。
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49: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:52:01.99 ID:wQQZVsyoo

後日聞いた話だけど、神通ちゃんは瞬間的に九万馬力が出せるらしい……。

那珂ちゃん、どうやったら出せるのか聞いてみた。

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50: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:54:02.90 ID:wQQZVsyoo

中将「ひっ! 『戦車息子』が……」


腰が抜けた中将が、四つん這いで逃げようとする。
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51: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:55:27.82 ID:wQQZVsyoo

数日後、わたしたちは軽食コーナーの当番になった。


憲兵「こんにちは」
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52: ◆FfvRSd7Ma6[saga]
2016/05/06(金) 06:56:46.69 ID:wQQZVsyoo

ここは武道館。

とうとうわたしは、その舞台に立った。

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