過去ログ - 理樹「欲望という名の電車の座席」
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9:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 21:10:17.03 ID:lU9U+GUx0
理樹(『鈴でさえ立っているから』これはシートと謙吾の間に大きな壁を作り出した。鈴本人は会話より本に夢中だったおかげで座って本を読むという考えは起きていない。それより重要なのは男としてのプライドを人一倍持つ謙吾の抑制に成功した事だ。謙吾の性格を利用した上手い一言。この時ばかりは真人の筋肉にキスしたくなった)

謙吾「ぐ………そ、そうだな…」

理樹(これでまたスタート地点に戻った。僕もそろそろのんびりしていられない。ここは何としてでも絶妙に座れる方法を思いつかなくては!)

真人「ええっと………」

理樹「………………?」

理樹(真人が何やらポケットを弄っている。急にどうしたんだろう?)

真人「…………っし」

理樹(目当てのものを見つけたのかポケットの中の手がゆっくり引き上げられた。だがピンセットで指の棘を抜くかの如く慎重に取り出された”それ”は何の変哲もない糸くずだった)

理樹(注意して観察して損した。そんな感想は次の瞬間
すぐに覆されることとなった)


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