過去ログ - 【忍殺】マッポーの世をニンジャが走るpart.16【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【忍殺】マッポーの世をニンジャが走るpart.16【安価】

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928:モーターＧＭ ◆D8Rwi80caUI5[saga]
2016/05/27(金) 22:29:20.28 ID:1/Ek1nVXo
　
「ドーモ、ミッドナイトアイです」

「・・・・・・っ！」

彼女を一目見ただけで雷に撃たれたかのように全身が震えた
衝撃だった。今まで経験したことのない衝撃

「・・・ドーモ、アイアンリングです」

一拍遅れたが、怪訝に思われる前に何とかアイサツを返すのに成功した
こんなところで失礼を働くわけにはいかない

話を聞くところによると、妹を守護るために態々キョートに来てくれたらしい
有り難い話だ

改めて妹と話し込んでいる彼女を観察する

顔の上半分を覆う無骨な不透過サーバーサングラスによりその容姿は分からない
だが、スラリとした鼻とその下にある形の良い桜色の唇、そして触れればオモチのように柔らかいであろう白い頬
以上の事から、非常に整った容姿の持ち主であると窺い知れる

身体を包むのはライダースーツだ。ピッタリと体に張り付き無駄な肌の露出はない
スーツを内側から押し上げ豊かな曲線を描くバストとヒップ、細く括れたウェスト

そのどれもがアイアンリングの琴線を刺激する

「寝床は妹さんと相部屋でいいかい？」

「・・・まあそれが合理的だな」

（それはつまり俺の部屋に彼女が？）

自室にミッドナイトアイがいるのを想像すると得も言われぬ感情が心の底から沸き上がってくる

「ちょっと走ってきます」

「ん、ああ。程々にな」

煩悩を振り払うのは汗を流すに限る

・

・

・

「やっと帰ってきたか。遅かったな

　シャワーは今、ミッドナイトアイ＝サンが使って・・・　おい、なんで筋トレを始めるんだ？」

夜は長い

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