過去ログ - エイラ「宮藤の治癒魔法ってさぁ」
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2016/05/06(金) 22:33:38.09 ID:FPRPuqGT0
 ミーナ「なによそれ……私をクララ・シューマンにでも仕立て上げる気?」 
  
 クルト「いや、君なら、シューマンよりも更なる高みを目指せるんじゃないかな」 
  
 クルト「なんせ学校で告白されない日が無いらしいじゃないか」 
68:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:35:58.37 ID:FPRPuqGT0
 ミーナ「それ、「貴婦人を虜にする魔法の言葉たち」でしょ?」 
  
 ミーナ「その記事なら今朝私も読んだけど」 
  
 ミーナ「あの歯が浮くような台詞で虜になる女性がいるなら、是非会ってみたいと思ったわ」 
69:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:39:10.68 ID:FPRPuqGT0
 女「えぇ…!?そ、それ本当なの!?」 
  
 男「あぁ、これでうち(カールスラント)の両隣は二つともネウロイに支配されたってことになるな」 
  
 女「そ、そんな……」 
70:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:40:29.84 ID:FPRPuqGT0
 男「それにこの国には、世界でも有数のエースウィッチがたくさんいるんだ、何も心配することなんてないさ」 
  
 女「そ、そう…そうよね。なら心配いらないわよね…」 
  
 男「そうさ、心配はいらない」 
71:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:46:29.50 ID:FPRPuqGT0
 ミーナ「……馬鹿みたい」 
  
 ミーナ「守る力を持ってないのに、あんな事を言うのは無責任だわ」 
  
 ミーナ「あんなこと言ってても、いざネウロイが襲ってきたら、あの男の人だって逃げ出すに決まってる」 
72:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:47:46.48 ID:FPRPuqGT0
 クルト「ミーナ、さっきの質問の答えだけど…」 
  
 クルト「僕は、たとえ守る力がなくても、君の味方でいたいと思う」 
  
 クルト「君が悩んだとき、悲しんだとき…そんなときに、傍で君を助けることができたらと願っているよ」 
73:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:51:00.85 ID:FPRPuqGT0
 ミーナ「……ごめんなさい」 
  
 クルト「ん?なぜ謝るんだい」 
  
 ミーナ「だって…!私、今までさんざんあなたに迷惑かけて、勉強だって手伝ってもらったのに」 
74:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:52:21.68 ID:FPRPuqGT0
 クルト「…君はプライドが高いし、わがままだし、上手くいかないことがあるとすぐに癇癪を起こすし、正直大変な生徒だったけど」 
  
 ミーナ「ちょっ…!クルト!」 
  
 クルト「でも、そんな君が笑う姿が、たまらなく愛おしかった」 
75:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:53:44.78 ID:FPRPuqGT0
 ミーナ「……ありがとう、クルト……」 
  
 クルト「いえいえ」 
  
 クルト「……それに、これでもう永遠に音楽の道が閉ざされるわけじゃない」 
76:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:54:48.31 ID:FPRPuqGT0
 〜〜〜〜〜 
  
  
 ミーナ「……………」 
  
77:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/06(金) 22:55:51.32 ID:FPRPuqGT0
 〜〜〜〜〜 
 ミーティングルームにて 
  
  
 宮藤「す、すみません、遅れましたぁ…」 
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