27: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/05/05(木) 12:36:49.05 ID:CGnHuaAk0
「ここが……私の叔父の古書店になります」
日が出ていた日中とは違い、空気がどこか冷たく感じる夕方に、いつもとは違う、裏口の方から二人を案内します。
「申し訳ありません。私が探している本があると言ってしまったばかりに……」
「いえ……私もそのタイトルでしたらここで見掛けた気がしますので……探せば見つかるかもしれません」
「いや、俺も軽く店を覗く位だと思ってたんだが……」
表の入口の方は、シャッターを閉め、閉店の看板を立てる。
こうすればじっくりお目当ての本を探せるはずです。
ありがとうございます。と肇さんが頭を下げ、ポケットからメモを取りだし、店内を探索し始めます。
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