49:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 00:56:41.30 ID:ilwliq5yO
沙希「ん…………あ、甘い、ね」
京華「おいしいねー」
八幡(京華ちゃんが座り直してアイスを舐め始めたのを目の箸でとらえ、俺は視線を戻す。川崎は顔を真っ赤にしながら俯いていた。やべえ、コーヒーの味が全然わかんねえ!)
八幡「え、えっと、川崎」
沙希「な、な、何?」
八幡「その、すまん。俺が軽率だったかもしれん」
沙希「う、ううん。気にしないで」
八幡「…………」
沙希「…………」
八幡(何だこの空気…………)
八幡(他の観光客がやってきて猫に触れたかったらしく、みんながこちらにやってくる。それまで十分かそこらだったはずなのだが、途方もなく長く感じられた)
雪乃「それじゃ、そろそろ行きましょうか」
八幡「ん? おう」
八幡(他のみんなも購入した飲み物を飲み終える頃には俺もだいぶ落ち着きを取り戻していた。荷物を持って立ち上がる)
八幡「あとはほとんど下りだから疲れないと思うが、油断して転ばないようにな」
小町「はーい」
大志「うす」
八幡(売店脇の階段を下りていき、すぐに山二つに着く)
八幡「ここは江ノ島をちょうど二分する境になっていることから山二つと呼ばれている場所だ。空から見ると瓢箪のくびれ部分にあたる」
結衣「うわあ、高いね!」
雪乃「自然の力強さや雄大さを感じるわね」
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