過去ログ - 八幡「ゴールデンウィークか」
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61:名無しNIPPER[saga]
2016/05/10(火) 23:18:42.93 ID:05CGwICcO
八幡「この稚児ヶ淵の景色は神奈川の景勝五十選にも選ばれているんだ。今日は快晴で風もないし、良いときに来れたもんだ」

結衣「あ、そういえば姫菜が稚児ヶ淵がどうのって騒いでたけどここなんだ」

雪乃「あら…………ということはもしかして男色が関係しているのかしら?」

八幡「まあな。昔に自休というお坊さんが江ノ島にお参りに来たときにあるお稚児さんに惚れたんだ。名を白菊という」

小町「お坊さんとお稚児さんってことは…………」

八幡「当時は男色なんて普通の時代だったからな。白菊は断ったものの、自休は諦めきれずに何度もアタックする。その自休の想いに耐えきれなくなった白菊はここから身を投げてしまったんだ。それがこの稚児ヶ淵の由来だ」

沙希「要するにストーカーじゃないのさ…………そのお坊さんはどうしたの?」

八幡「その事を後悔してここで後追い自殺をした。きっと白菊は戸塚みたいな天使だったに違いない。フヒヒ」

結衣「ヒッキーにやけすぎ! キモい!」

八幡「おっと…………で、今日はまだほとんどいないようだが、昼を過ぎると釣り人や子連れで賑わうぞ。溜まった水場で蟹や小魚が取れたりもする」

雪乃「ちらほら釣りをしている人がいるわね」

八幡「今通っているこの橋は大丈夫だが、風が強かったり天気が悪かったりすると下の岩場には下りれなくなったりする。滑りやすくて危ないからな…………お、見えてきたぞ。岩屋洞窟の入口だ」

八幡(今回のメインの目的地にたどり着く。入場料を支払い、中に入る。 まずは第一岩屋からだ)

八幡「先に言っておくが、奥には天井低いところもあるらしいから頭は気を付けろよ」

小町「うん…………あ、これ昔の写真?」

八幡「みたいだな。白黒のもあるし」

八幡(壁にかかった写真を眺めながら進んでいく。もうひとつ受付があり、普段はここでろうそくを貸し出しているらしいが、ゴールデンウィーク中は貸し出しをしていないようだ。残念)

結衣「この中って結構ひんやりしてるんだね」

八幡「夏でもこのくらいらしいぞ。汗かいたまま入ったら寒いくらいみたいだし」

大志「へー…………あれ、分かれ道?」

八幡「どっちも行き止まりだけどな。まずは左から行くか」


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