過去ログ - 【モバマスふみあかSS】文香と茜の結婚
1- 20
1: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:29:21.09 ID:izxqN+4g0
・百合、同性婚
・若干ありふみあか
・【要注意】実在人物の話題あり
・wikiや同性婚に関するサイトからのコピぺ部分多数


SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:30:06.83 ID:izxqN+4g0
《事務所》

文香「……」パラ……

文香「……」フムフム
以下略



3: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:31:12.83 ID:izxqN+4g0
茜「……?……文香ちゃん!顔を赤らめて何を読んでいるんですか!?」

文香「こ、これは……あの……」

茜「見せてください!!!」
以下略



4: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:32:18.59 ID:izxqN+4g0
茜「違いましたか!?」

文香「…………その通りですが」

茜「合っていましたか!!!しかし何故文香ちゃんが雑誌を読んで顏を赤らめていたのか分かりません!!!」
以下略



5: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:33:08.47 ID:izxqN+4g0
文香「私は、この雑誌に書かれている記事を読んでいたのです」

茜「生地!!!……食べられるものですね!!!」

文香「書き記すの記す、に物事の事……で、記事です」
以下略



6: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:34:13.89 ID:izxqN+4g0
文香「……話を戻します、この記事には……とある二人が……結婚する、という事が書かれているのですが」

茜「あっ!!!結婚は知っています!!!」

文香「それは……良かったです」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/05/05(木) 18:34:24.32 ID:tXEl1uuYo
ふみあか可能性を感じる
期待


8: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:36:10.79 ID:izxqN+4g0



茜「一ノ瀬文香さんと、杉森茜さん!?誰ですかそれは!!」

以下略



9: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:38:16.48 ID:izxqN+4g0
茜「ありすちゃん!!!」

ありす「橘です」クールタチバナ

文香「あ……ごめんなさい、橘さん」
以下略



10: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:39:13.33 ID:izxqN+4g0
ありす「では、早速『同性婚』について説明しましょう」

茜「よろしくお願いします、橘ちゃん!!!」

ありす「ありすで……いえ、合ってますね」


11: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:40:01.73 ID:izxqN+4g0
ありす「コホン、まずは憲法から……日本国憲法第24条1項で《婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない》、2項は《配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない》とされています」

ボンバァァァァー



12: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:42:30.00 ID:izxqN+4g0
ありす「この条文は《戸籍において夫を家族の長とし、婚姻においても親の許可が必要であった》あるいは《本人の意思に関わりなく親により行われることもあった》明治憲法下の状態を改めるため、夫婦間の平等と自由結婚の権利を確定するために書かれたもので、同性婚の禁止を意図したものではないとする説があります」

ボンバァァァ


13: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:43:07.84 ID:izxqN+4g0
ありす「ただ、婚姻は《両性の合意にのみ基づいて成立》と規定してあることから、婚姻は《両性》、つまり《男性》と《女性》の両方が合意する場合のみに成立する、と文言上は解釈できます」

ありす「そのため、憲法を改正しなければ、同性婚は法的に成立しないという意見があります」

ありす「2015年2月18日の参議院本会議において、《現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の成立を認めることは想定されていない》と述べています」
以下略



14: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:44:55.74 ID:izxqN+4g0
ありす「一方、日本国憲法第24条1項の規定は、家族形成の自由と、婚姻における男女の平等を意図したものであって同性婚の禁止を意図したものではなかったことや、日本国憲法の第14条1項が定める《法の下の平等》や同第13条の《個人として尊重》、《幸福追求》の権利の規定などから、日本国憲法においても同性婚は認められるとの解釈も存在します」

ありす「また《両性》とは《男女》という意味ではなく、《それぞれの独立した両方の性》として、女性と女性、男性と男性も含まれると解釈改憲を行うことで、現行憲法下でも同性婚は可能だとする説もあります」

ありす「なお、最高裁で同性結婚の合憲性の判断は下されていません」
以下略



15: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:45:59.49 ID:izxqN+4g0
ありす「……と、日本における『法的』な同性婚とはこういった考えがとられています」

茜「おぉ〜〜!!!……なんだか辞書をそのまま読んでいるような説明ですね!!!さっぱり理解できませんでした!!!」ボンバァ

ありす「うっ……」
以下略



16:ちょっと中断 ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 18:47:40.16 ID:izxqN+4g0
茜「結局何でこの記事では文香さんと茜さんが結婚するって書いてあるんですか!!!法律ではあやふやな状態じゃないんですか!!!」

ありす「……そうですね、それがこの問題の難しいところです」

ありす「同性婚の『挙式』と『社会的認知』と『法的効果』についてさらにご説明しましょう」
以下略



17: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 19:06:37.59 ID:izxqN+4g0
ありす「同性婚の結婚式は挙げることは勿論可能です。宗教施設的にNGとなる場合もありますが。縮小結婚式が騒がれる現在、挙式施設側も新しいニーズに意欲的に答えているはずです」

ありす「当事者以外は『結婚式に意味がない』と見なしても、当事者にとっては大きな意味を持っている、それが同性婚における結婚式です」


以下略



18: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 19:08:44.34 ID:izxqN+4g0
ありす「次に、社会的認知について」

ありす「まずこれは、こうして話題になることだけでも認知の一環ですね。同性婚という概念を知り、それについて是非の意見が起こることが第一歩目です」

ありす「最近大きく取り上げられた地方自治体の交付するパートナーシップ証明書。これは『法的効果』までは行かないものの……事業者、又は周囲の人に対して同性パートナーを配偶者に準じて扱われるように求めていくことができます」
以下略



19: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 19:10:08.06 ID:izxqN+4g0
ありす「最後に最も重要な『法的効果』……です」

ありす「配偶者としての権利や義務などの『法的効果』が発生すると、義務が履行されない時や、権利が侵害された時に、一定の行動を相手や第三者に対して求めるなどして、権利の回復を求めることが可能になります。具体的には同居・扶養義務や、婚姻費用分担義務、財産分与請求件、相続権などがあります。日本では同性婚が不可能であるため認められないこれらの権利ですが……別の制度によって代用することができるのです」

文香「法的に……ですか。心強いですね」
以下略



20: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 19:12:08.82 ID:izxqN+4g0
ありす「以上、『挙式』『社会的認知』『法的効果』の3点でした。つまりこの一ノ瀬さんと杉森さんは通常とは異なる……別の形の『結婚』をしているわけです」

茜「……」プシュー

茜「……あの!!!つまり!!!何なんですか!!!」
以下略



21: ◆Sa03pbVXid37[saga]
2016/05/05(木) 19:17:22.35 ID:izxqN+4g0
文香「ありすちゃん、茜さん……私、何となく……わかった気がします」

茜「!」

文香「お二人は……きっと、深く深く話し合ったのでしょう。各々が、『結婚』に求めるものを」
以下略



34Res/14.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice