過去ログ - 女騎士「助けて!ネクロマンサー!!」
1- 20
48: ◆Q6fo44/dLk[saga]
2016/05/06(金) 21:09:26.14 ID:4zeEu2/xO
【敵国・B地区街の酒場】
客A「聞いたか? ネクロマンサーの噂」

客B「おぉ、C地区の物資補給基地、D地区の防衛砦に続いてA地区の戦前基地も襲撃を受けたんだろ?」

客C「……その話は止めろ」

客A「やけに不愉快だな? どうした?」

客C「息子が戦死した……」

客A「それは……お気の毒に」

客C「墓に入れてやりたいが……クソッ、死体は軍が処分しちまった!」

客B「軍を攻めるなよ? 死体を利用するネクロマンサー……全部あいつのせいだ!」

客C「あぁ、そうだ! ……全部、全部……クソ!!」

客A「マスター……一番強い酒と一番美味いツマミを頼む。 代金は俺が払うからよ」

マスター「……英雄が一人死んだんだ。 代金はとらんよ」

ガヤガヤ

錬金術師「何処でも君の話で持ちきりだね? 気分はどう?」

死霊術師「最悪な気分さ……恨まれて当然だがな」

錬金術師「それで、 次はどうするの? 死体が処理されて、警備も強化されたんじゃ打つ手無しかな?」

死霊術師「君は……言われたモノを準備すれば良い」

錬金術師「……私は君の同志だ。 志に共感し、行動している……もう少し手の内明かしてくれても」

死霊術師「同志であることは認めよう……しかし、共犯者にはしたくない」

錬金術師「……はぁ、爆弾を無償提供している時点で共犯者だよ。」

死霊術師「脅されてやっていることにすれば良い」

錬金術師「……」

死霊術師「……」

錬金術師「……そんな目で見ないで」

死霊術師「小屋にこの紙に書いているモノを持って来い。 逆らえば……えっと、……お、犯す」

錬金術師「バッチコーイ!!」

死霊術師「……女の子がそんなこと言うものじゃない」

錬金術師「それなら、殺すぐらい言ってみなさいよ」

死霊術師「殺すなんて……言えるわけ無いだろ?」


死霊術師「人は……死んだら生き返らないんだから」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
170Res/131.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice