過去ログ - 【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅳ【募集系】11　六日目・夜～ -SS速報VIP

過去ログ - 【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅳ【募集系】11　六日目・夜～

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882: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/05/14(土) 00:02:33.74 ID:8L97cHASo

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【来歴】
鍛冶屋のヴェルンドと元王女ベズヴィルトの息子。
巨人と妖精王と王族の血を引く混血児。
ディートリッヒの元に仕えることになる２大勇士の一人であるが、後にディートリッヒを裏切る。

＊

ヴィテゲは12歳で戦士になることを決意する。
父ヴェルンドにミームング、スケミング、装備一式を与えられたヴィテゲは、高名な戦士であるディートリッヒ・フォン・ベルンを探す旅に出る。
その道中でヒルデブラントとハイメに出会い、共に盗賊と戦い、ヴィテゲとヒルデブラントは義兄弟となる。
ディートリッヒとの決闘で、ミームングがヒルデブラントにより偽物にすり替えられていたことでヴィテゲは劣勢に陥る。
しかしディートリッヒがヴィテゲを殺そうとするのを見かねてヒルデブラントがミームングを返却し、結果ヴィテゲが優勢となる。
決闘はヒルデブラントの介入で止められ、ヴィテゲはディートリッヒの仲間となる。

＊

ある日ヴィテゲはヒルデブラントに「ディートリッヒほど威信のある王を知らない」と言ったところ、
チロルの山の小人の王ラウリンのことを紹介される。
ディートリッヒとヴィテゲはラウリンに挑戦してみたくなり、まもなく２人で出かけていった。
ラウリンの薔薇園に到着すると、ディートリッヒは薔薇園あまりの美しさに見惚れてしまったが、
ヴィテゲが王に目的を思い出させ、薔薇を切って庭を荒らした。

そこにラウリン(身長50cm位)が馬に乗り、竜の血で固められた鎧など豪華な装備を纏って登場する。
台無しにされた庭を見たラウリンは怒って刀を振り回し、償いに２人の左の足と右の手を要求してきた。
ディートリッヒは金銀で罪滅ぼししようとするが、ラウリンは突っぱねた。
ラウリンはヴィテゲに決闘を申し入れ、２人は槍で一騎打ちをしたが、
ミームングのような大業物ではないただの槍では、竜の血で固められた鎧に歯が立たない。
ヴィテゲはクローバーの中に投げ飛ばされ、ラウリンは刀を抜いてヴィテゲに覆い被さり、
ディートリッヒが間に入らなければ手足を叩ききられてしまうところだった。
ディートリッヒは自分の部下を助けてくれるように条件を申し入れたが、
またしても突っぱねられ、部下を助けるためにはラウリンに向かっていく他はなくなってしまった。
ディートリッヒはヒルデブラントの助言から、ラウリンと素手で組み合って勝利する。

＊

ヴィテゲとハイメがローマ王エルムリッヒの元に参内していた頃、エルムリッヒは参謀ジフカに唆され、ディートリッヒ襲撃を企てる。
ヴィテゲはかつての主君ディートリッヒとの戦闘を拒否し、ベルンへ馬を走らせ警告する。
圧倒的戦力で攻めてくるエルムリッヒに対し、ディートリッヒは王国を去ることを選ぶ。
ヴィテゲは再びローマに戻り、処刑されかかっていたハイメを救出する代わりに、エルムリッヒの元に残ることを誓う。

部下たちを犬死させない為追放されることを選んだディートリッヒは、フン族の王エッツェルの元に身を寄せていた。
エルムリッヒ軍の騎士として前線に立つヴィテゲは、ディートリッヒたちとは戦わないと王に言い渡していたものの、
エッツェルの息子たちとディートリッヒの弟ディートヘアに勝負を挑まれ、身を護るために彼等を殺害する。
この知らせを聞いて大いに悲しみ、また激怒したディートリッヒは、復讐せんとしてヴィテゲを追いかける。
ディートリッヒとはどうしても戦えないヴィテゲは、泣きながら馬を駆って逃げ続ける。
逃げ続けたヴィテゲが海岸に辿り着くと妖精が現れ、ヴィテゲは追跡を振り切って海中に姿を消す。

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