過去ログ - 盗賊「むかーしむかし、ある城下町での過去の話だ…」遊び人「お願い、助けて!」
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203: ◆ZEwApN5S4o[sage]
2016/05/27(金) 18:15:55.73 ID:3X3b5ZDjO
少しずつ投下します


204: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 18:16:36.44 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「………復讐ですよ」

盗賊「復讐、だと?」

ディーラー「ええ」
以下略



205: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 19:21:02.95 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「私の右腕は、俗に言う魔法の品によって形作られた偽物…。本物は、とうの昔に消し飛びました」

盗賊「…なるほどな」

盗賊「あのお喋り商人も案外、口だけじゃなかったってわけか」
以下略



206: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 21:47:14.57 ID:3X3b5ZDjO
「きゃーっ」「な、なんだ!あれは!」「魔物が、魔物がいるぞー!!」

ディーラー「…」

ディーラー「他のものにも変えられますよ…例えば、見た目なんら本物と変わらない人間の腕にもね。ただ、それは自在に動かすことは叶わない、ただの飾りです」
以下略



207: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:03:02.11 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「あなたはなぜ、全てを知って私のところへ来たのです!」

ディーラー「誰かの仇討ちですか!正義感ですか!」ズビュッ!・ ギュンッ!

盗賊「はんっ…!」タンッ
以下略



208: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:14:49.18 ID:3X3b5ZDjO
盗賊「あんたの復讐は…!その右腕の仇だろ…!あんたの夢の仇だろ…!」ググググ…

盗賊「その魔法の道具に、あんたが頼ってどうするんだよっ!!」ズバァッ!

ディーラー「ぬぅっ!!」
以下略



209: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:17:31.02 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「………はあっ、はあっ…」

ディーラー「危うく、首を落とされる所でした…」

盗賊「…マジかよ。大層なもんだな、本当によ。盾にもなんのかい、その腕は」
以下略



210: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:25:07.73 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「冒険者として、そこでその一生を終えることが、もしかしたら、正解だったのかもしれません。…しかし私は…認められなかった」

ディーラー「そこで、私の夢が費えるなどと…!憎かった!唐突に私から全てを奪った、あの呪われた短剣が!!」

盗賊「…」
以下略



211: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:29:59.99 ID:3X3b5ZDjO
ディーラー「はあっ…はあっ…」

ディーラー「………流石です、″黒風″様」

盗賊「…現役引退した奴に、負けるわけにいかねーだろ」
以下略



212: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/05/27(金) 22:45:18.82 ID:3X3b5ZDjO




ドス
以下略



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