144:名無しNIPPER[saga]
2016/05/08(日) 16:54:56.90 ID:n1bc5Whmo
踊り手「開拓者さま、ご相談があります」
開拓者「おや、珍しい顔だな」
踊り手「近ごろ、民の島に対する愛が薄れているように感じるのです」
開拓者「そうか? 俺には分からんが」
踊り手「スポーツが流行っています。彼らは世界で活躍することを夢見ています」
踊り手「学者の皆さまはより学問を究めるために、島外の大学を訪れる計画を立てています」
踊り手「私たちが神事で使っていた薬草類も、依存性があり健康面に問題があると判断され禁止されました……」
開拓者「薬物は危険だし、向上心があることはとても良いことだ」
開拓者「だがこのままでは、町を作り上げたとしても島民が流出しいなくなるだけに終わるやもしれん……」
開拓者「踊り手。お前の主導の元、信仰を復活させてくれないか?」
踊り手「お任せください」
開拓者「それと共に伝統工芸の職人を集めて技術の継承を行わせよう」
●住民
・先住民V……先祖代々孤島で生きてきた部族。そしてどこに出しても恥ずかしくない立派な労働者。
・踊り手……神に捧げる踊りを舞う女性たち。開拓者は初め一般の先住民にカウントしていた。
・神官……島の伝統信仰を守る者たち。
・工芸職人……島の伝統工芸を継ぐ者たち。
・哲学者……答えの出ない思索に耽る人々。今はまだ何も生み出していない。
・衛生管理者……作業時の安全に気を配る役割。医学にもある程度の知識を持つ。
・昆虫学者……昆虫をはじめとした虫に詳しい専門家。害虫対策を請け負う。
・環境学者……環境保全の専門家。気象や生物学、地学など幅広い分野にも通ずる。
・農学者……農民のタフネスに学者の知識が合わさった存在。
・航海士……船を操る技術と知識を持つ専門職。
・スポーツマン……競争こそが目的になってしまった人々。その生活ゆえ普通の労働者より体力はある。
開拓者「神に感謝をささげる儀式、植物で編んだ入れ物や服……」
開拓者「より進んだ文明から見れば確かに取るに足らないものかもしれん」
開拓者「だが文化と環境を守った上での開発。それがこの島には適しているだろう」
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