過去ログ - 【艦これ】The Black Cruisers 2 - 那珂ちゃん、武道館で仕事する -【全年齢版】
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1: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:50:03.71 ID:xsHTpvbuo
※このSSは「【艦これ】The Black Cruisers 2 - 那珂ちゃん、武道館で仕事する -」の全年齢版です。
※「家族で笑ってディスプレイを囲んでお茶が飲める位」の話を目指して、試験的に書きました。
※内容は修正前とほとんど同じです。


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2: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:51:13.91 ID:xsHTpvbuo

満員の武道館の照明が落ちた。

八千人のどよめきが爆発する。

以下略



3: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:53:11.71 ID:xsHTpvbuo

色んな思いがこみ上げる。もう泣きそう。歌う前なのに……。

提督も会場に来てくれた。指令はただ一つ。

以下略



4: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:54:04.83 ID:xsHTpvbuo

突然、スポットライトがわたしを照らす。

それを合図に演奏が始まった。

以下略



5: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:54:50.97 ID:xsHTpvbuo

ステージから観客一人一人の顔が見えた。ツアーで毎回見る顔、見たことのない顔……。

でも……みんな……全員……ずっと前から知っている気がする……ずっと那珂ちゃんと一緒だった気がする……。

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6: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:55:40.65 ID:xsHTpvbuo

バンッと演奏が止まった。

振り返るとバックバンドがいない。

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7: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:56:10.59 ID:xsHTpvbuo

那珂ちゃん、そこで目が覚めた。

いつもの部屋のいつものベッド。枕が涙とよだれで濡れている。

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8: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:56:40.23 ID:xsHTpvbuo

【艦これ】The Black Cruisers 2

- 那珂ちゃん、武道館で仕事する -

以下略



9: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:57:16.83 ID:xsHTpvbuo

那珂「今何時……げっ! もうこんな時間!」


わたしは飛び起き、急いで支度をして部屋を飛び出した。
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10: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:58:13.13 ID:xsHTpvbuo

憲兵「こんにちは!」


さっそくお客さん。
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11: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:59:03.27 ID:xsHTpvbuo

神通ちゃんの顔が険しくなった。


川内「行ってきなよ。店はわたしと那珂でやるから」
以下略



12: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 22:59:45.32 ID:xsHTpvbuo

神通「陽炎によると、演習の前に艤装を整備して、主砲も確認し、砲身内に異物やサビは無かった、と」

川内「陽炎が言うなら、本当にそうだと思うよ」

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13: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:00:32.34 ID:xsHTpvbuo

店を閉めた後、工廠の明石さんに会いに行った。


明石「三人そろって工廠に来るなんて珍しいですね。ここじゃなんですから事務所で話しましょ。会議卓で待ってて下さい」
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14: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:01:18.32 ID:xsHTpvbuo

川内ちゃんが身を乗り出した。


川内「実はさ、わたしの砲身も怪しいんだよねー。最近、交換したんだけどー」
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15: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:01:54.58 ID:xsHTpvbuo

それから数日後、また軽食コーナーの当番が回ってきた。


憲兵「こんにちは」
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16: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:03:05.17 ID:xsHTpvbuo

翌日、あっけなく事件が終わった。

わたしたちが大食堂でお昼を食べていると、青葉ちゃんが入ってきた。

以下略



17: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:03:54.09 ID:xsHTpvbuo

次の当番の日、憲兵さんに聞いてみた。


那珂「憲兵さん……ほんとのこと、教えてほしいなーって」
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18: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:04:41.41 ID:xsHTpvbuo

店が終わって部屋に帰る途中、神通ちゃんが切り出した。


神通「姉さん、那珂ちゃん、相談したいことがあります。今晩、私の部屋で夕食でもどうですか?」ニタァ
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19: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:05:12.84 ID:xsHTpvbuo

夕食まで時間がある。

川内ちゃんは夜のランニングに出かけた。

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20: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:06:39.71 ID:xsHTpvbuo

川内(走る? 間に合わない。ジャンプ? 間に合わない。魚雷? 車に当てて爆発で進路を変える? 少ないと車の進路を変えられない。

多いと爆風に女の子たちが巻き込まれる。主砲? 車を貫通するから進路を変えられない。エンジンを打ち抜いても直ぐには止まらない。

以下略



21: ◆FfvRSd7Ma6[sage saga]
2016/05/07(土) 23:07:36.79 ID:xsHTpvbuo

そのまま警察の事情聴取を受けるはめになった川内ちゃん。鎮守府に帰ってきたのは翌日の昼。

帰ってきても、すぐに提督による事情聴取。解放されたのは定時後だった。

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