過去ログ - 提督「ようこそブラック鎮守府へ」秋月「」
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29: ◆DlVWdlMrfsIj[saga]
2016/05/10(火) 19:31:43.48 ID:2jMnUGwyO
不知火「はぁ……秋月さん何か勘違いしていますよ……いいですか?」

___それから不知火によって、何故ブラック鎮守府と呼ばれているか説明があった。
まず、深海棲艦から距離が取れるようになった近年、全国各地に多くの鎮守府が建設され、それと共に人材の補充、艦娘の人権保護などが進み、全盛期よりはとても良い環境に変わっていった

不知火「なので、特に増えつつある東京湾内の鎮守府には、艦娘と鎮守府の区別を付けるためそれぞれ色をつけたのです」

秋月「……その結果、ここは黒色、つまりブラック鎮守府になったと」

不知火「いえ、流石に上層部もブラックとはつけなかったのですが……提督のお名前が " 内黒田 " なので、他の鎮守府の人……特に中将殿が嫉妬心で名付けたのです」

秋月(内黒田……うちくろだ……うち(
の鎮守府は)ブラックだ、ってことだとしたら何て低脳な者たちなのでしょうか、笑えてきます)

秋月「……下らないですね」

不知火「!!……その通りです!兄さんが有能で、しかも努力を怠らなかった結果、30前半という若さで少将になれたというのに、何故こんな呼ばれ方をしなければならないのか!?それもこれも父上が」

黒提督「不知火!」

不知火「!!……申し訳……御座いません……でした」

秋月(兄弟で軍人……訳有りの父……なんて面倒くさいところに着任してしまったのでしょうか。やはり昔からの悪運はこんなものまで連れて来るのですね)

秋月「何やら難しい話のようですので、一旦失礼します。部屋などはそこらの艦娘に聞くことにします」

___それでは、と言って秋月はその場から居なくなった。その後の司令室からはすすり泣く声が聞こえてきた


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