過去ログ - 佐久間まゆ「白くて苦い……」一ノ瀬志希「Love Potion♪」森久保乃々「えっ」
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◆Freege5emM
[saga]
2016/05/15(日) 19:22:18.02 ID:NK3nDXGso
まゆはプロデューサーさんにスカウトされる前は、読者モデルをしていました。
これは、前に乃々ちゃんにも話しましたね。
プロデューサーさんと初めて顔を合わせたのは、仙台の駅前で……
その頃のまゆは、仙台の実家暮らしでした。
仙台には珍しい、夏のものすごい猛暑日でした。
読者モデルの撮影で上京して、その帰りだったまゆは、
クーラーの効いた新幹線から仙台駅で降りて、
ホームのべとついた熱風にあてられ、温度差で立ちくらみが……
まゆは歩くこともままならず、ベンチに座り込んでいました。
その時に、まゆを心配して声をかけてくれたのが、プロデューサーさんだったんです。
プロデューサーさんは、まゆがダウン寸前になる陽気なのに、背広を着込んでいました。
おそらく、仕事の途中だったのでしょう。
プロデューサーさんは、駅前のファミレスにまゆを連れていきました。
駅のホームでは落ち着かないだろう、ということで……。
この時点で、まゆはプロデューサーさんのことを、
「スカウトか、少なくとも業界の関係者か」と当たりをつけていました。
背広姿で女子中高生に声をかける男性なんて、限られていますし。
それに読者モデルをやっている中で、なんとなく業界の人がまとう雰囲気を知っていましたから。
プロデューサーさんはドリンクバーを頼むと、席を立って、
まゆにミルクがたっぷり入ったホットコーヒーを持ってきました。
なんでも、こういうときは熱いものを冷まして少しずつ飲む方が身体に良い……のだそうです。
その頃のまゆは、読者モデルを続けようかどうか迷っていました。
いろいろな服を着られて、人からもかわいいと言ってもらえて、特に不満はありませんでしたが……。
学校で、友達や同級生が進路について悩み始める時期でした。
まゆは、今の読者モデルみたいに、人に見られる仕事を将来も続けられるのでしょうか……。
と考えると、迷いがあったのです。本職には、スタイルで敵いませんし……。
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