過去ログ - 佐久間まゆ「白くて苦い……」一ノ瀬志希「Love Potion♪」森久保乃々「えっ」
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27: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:27:09.38 ID:NK3nDXGso



その後も、もりくぼは紅茶をお供にして、まゆさんと志希さんから、
まゆさんとプロデューサーさんの活動について話を聞きました。

お茶が切れたら、買いに出て、ついでにおやつも買ってそれをつまみながら、
いつの間にやら夕方に、そして日が落ちて夜に。



長い時間のおしゃべりでしたが、
憧れのまゆさんから仕事の話を詳しく聞けて、もりくぼにとってはあっという間でした。
まゆさんの語り口もなめらかになって、声にもアイドルらしい張りが戻ってきました。

その一方で、もりくぼは志希さん、まゆさん、プロデューサーさんの関係に、
微妙なひずみや摩擦の気配を感じ取っていました。



「プロデューサーはねー、今でこそまゆちゃんの成功をぶら下げて、自信満々で肩で風を切ってるけど、
 まゆちゃんと出会う前は、あたしぐらいしかまともに営業できてなかったんだよー」

志希さんは、同じ担当のアイドルとして、
まゆさんに思うところがあるのでしょうか……?



「プロデューサーのコトを思うと、まゆちゃんは自然に仕事へ熱が入っちゃう感じ?
 そーゆーのが、あたしには足りないのかなー」

志希さんの物腰は、まゆさんを羨む含みを匂わせているのでは、
と、もりくぼは思います……。

「……それがアイドルとして、不純なのは、まゆも分かっています……」
「アイドルはファンのための存在、だもんね」

それでいて志希さんは、まゆさんとプロデューサーさんのこれまでの歩みについて、
事細かに、まゆさんから聞き出しています……自分の嫉妬心に刺さるようなことを。

「まぁ、それを言い出したらね。
 あたしも、そんな純粋にファンに奉仕しよーとか思ってないけど」



……もりくぼの勘違いで、嫉妬しているフリなのでしょうか。
惚れ薬を使うことをためらうまゆさんに、
『今更その想いを隠してもムダ』と遠回しに……。

また、まゆさんとプロデューサーさんのことをわざわざ詳しく確認するのは、
『今までこれだけ散々見せつけておいて……』という意図なんでしょうか。



「ねーもりくぼちゃん、聞いてよー。
 まゆちゃんったら、あたしや他のコがいるところでも、油断するとスキスキオーラが漏れちゃってて、
 いつの間にかプロデューサーを二人の世界に引きずり込んでるんだってば」
「ま、まゆは、そんな……あぅう……」

志希さんの口ぶりは、あくまで軽い茶々です。
まゆさんもその雰囲気に乗せられて、どんどん饒舌になっていきます。

これ、もしかしなくても……
まゆさん、志希さんの口車に乗せられる寸前じゃありませんか……?





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