過去ログ - 佐久間まゆ「白くて苦い……」一ノ瀬志希「Love Potion♪」森久保乃々「えっ」
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51: ◆Freege5emM[saga]
2016/06/06(月) 01:48:44.28 ID:a9zWnqM0o


事務所にたどり着いたもりくぼは、
プロデューサーさんのデスクのそばに椅子を引っ張ってきて座りました。

顔を合わせた瞬間、プロデューサーさんは一瞬『あっ』という目つきをしました。
もりくぼの演技力では、何事もないふりは無理でした。

まぁ、いつも逃げ回って追いつめられて……としているもりくぼが、
珍しく自分からやって来たことに面食らってるだけかも知れませんが……。



プロデューサーさんは、もりくぼのインタビュー記事の試し刷りを、
机に広げて見せてくれました。

最初のトビラの写真――これは、いつの間に撮ったのでしょうか……
人の顔をまともに見られないもりくぼとは思えない、カメラに向かって笑いかけた写真。

それが、かえってうそ寒いです。
これが、アイドル・森久保乃々なんでしょうか。
魔法使いは、こんなに巧妙に嘘をつけるんですね。

ページをめくります。
見開きには、もりくぼの写真と並んで、もりくぼがインタビューで聞かれた漫画のコマが置かれて、
その間にスラスラと文字が組まれていて……インタビュー内容まで読む気はしませんでした。



「プロデューサー、さん……」
「どうした、森久保」

――アイドルって、なんなんでしょうか……?
と聞こうとして、もりくぼは思いとどまりました。



唐突にこんなこと口走ったら――手遅れかもしれませんが――プロデューサーさんは、絶対不審に思うはずです。
となると、どうしてもりくぼの様子がおかしいのか調べ始めて……
あるいは、もりくぼへ直に追及してくるかもしれません。

そうなれば、まゆさんの惚れ薬の話を隠し通すなんて、無理……。
直にバレてしまうとしても、それがもりくぼのせいというのは……。



「なんだか、この記事を読んだ人が、実際のもりくぼを見たら……
 落差があり過ぎて、幻滅しちゃうかも知れないですね……」
「そうか? キリっとし過ぎかなぁというカットも何枚かあるが」

プロデューサーさんが、ジロリともりくぼの内心を覗いてるように見えて、
動揺したもりくぼは、試し刷りに目を貼り付けるように眺めました。



「まぁ、続きも見てくれよ。
 少しだけど、もりくぼ自身がメインの話題の部分もねじ込んだし」
「は、はぁ……」



そういったプロデューサーさんの手がページをめくると、
衣装を着たもりくぼの写真が――

i.imgur.com

しゃ、写真が……

i.imgur.com

「……プロデューサーさん」
「どうした?」
「……これ、事務所的に、というかプロデューサーさん的に、オーケーなんですか……?」

そこには、ジャージ姿でへたばってたり、ステージ衣装を着ながら目を回していたり……

i.imgur.com

あまつさえ、机の下に閉じこもっている、あられもないもりくぼの姿が……


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