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2016/05/08(日) 19:09:30.76 ID:8Nx6TrqL0
千早は春香と話すとき困った顔をして笑う。自分は笑ってもいいのだろうかと逡巡した挙げ句、堪えきれずに笑う。
千早は笑うときに罪悪感を感じる。笑うことは自身の背負うものに対して不謹慎ではないのか、背負うことを厭うことは堕落ではないのか、涙が止まることこそ涙を流すべき理由となるのではないか。そんなことを考えるからだ。
だからそんなことを飛び越えて笑わせてくれる春香のことを好いている。
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