過去ログ - 響子「恋するオトメは何色の瞳をする?」
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6: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:18:53.12 ID:IMoSzx9M0

「いや、えっと、その」

「なにか悩んでるみたいでしたよ? 私の勘違いですか?」

以下略



7: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:21:11.84 ID:IMoSzx9M0

「き、響子ちゃん、近いっす」

「だって、沙紀さんが言ってくれないから」

以下略



8: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:22:37.96 ID:IMoSzx9M0

なんで私が照れてるんだろう、
おかしくなって、笑いたくなった。

どうしちゃったんだろう、今日の私は。
以下略



9: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:25:12.52 ID:IMoSzx9M0

漫画なら、ぎくり、なんて文字がつきそうな顔をして。

「えっと……」

以下略



10: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:27:26.55 ID:IMoSzx9M0

なにかしたかなぁ、って小さく口に出して、首をかしげる沙紀さん。
その仕草が、すごいかわいくて、同性の私でもおもわずドキッとしてしまった。

ボーイッシュとか、かっこいいとか言われる沙紀さんだけど、
以下略



11: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:28:25.80 ID:IMoSzx9M0

「やっぱり、考えてもわからないっすよ」

今度は少し困ったみたいな表情。

以下略



12: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:33:15.38 ID:IMoSzx9M0

「あー、えっと、そうっすね。うん、悩んでた、かな?」

ずいぶんと歯切れの悪い言葉に、今度は私の眉間に少しだけ力が入る。

以下略



13: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:34:10.46 ID:IMoSzx9M0

「どうしたんですか? 私、聞かない方がいいです?」

「いや」

以下略



14: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:35:33.70 ID:IMoSzx9M0

私と沙紀さんの出会いはドラマとか映画みたいなものじゃなくて、
なんてことのないありふれたものでした。

地元でスカウトされて、
以下略



15: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/05/08(日) 23:39:51.06 ID:IMoSzx9M0

申し訳ないなぁ、っておもったけれど、あとから聞いてみれば、
プロデューサー自身も沙紀さんを見ながらなにを話していたのか覚えてないって。

それくらい目の前にいるアイドルに、私たちの目は、心は、奪われていた。
以下略



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