過去ログ - 【モバマス】「ウチのアイドル達には、インパクトが足りてない!」
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8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/05/09(月) 02:26:42.08 ID:S0mZ0ZO20
 
ちひろ「なんでもありません……どうぞ続けて」

Pさん「だ、だから待つんだ! まゆ!」

まゆ 「でもPさん! このロシアン「ぶふぅっ!」……ロシア「ぷくくっ!」……ロシ「ふひ、ふひひ、うひひひひひひひ……!!」

「うひーひー、ち、ちひーひっひっひっひっひっひっ!! ……その時、事務所内には悪魔のような笑い声が木霊し、
 その場にいた全員は戦慄と共に背中を走る悪寒を確かに感じて――」

 瞬間、間髪入れずに響いた何かを思い切り叩いたような音を聞き、智絵里のツインテールがびくりと跳ねる!


ちひろ「フレデリカちゃんっ! 変な笑い声で私が笑ったかのように演出するのは止めてくださいっ!!」

フレデリカ「しゅーん……怒られちゃった。まっ、原因はアタシなんだけどねー♪」

 そう、音はちひろが事務机を両手で叩いた音であり、彼女がそうしたのはフレデリカの悪行を止めるためである。
 もちろん、この事務所には鬼や悪魔より怖い千川ちひろはいるものの、本物の悪魔や悪霊の類が存在しているワケではない。

 
愛海 「だから智絵里ちゃん、そんなにビクビク怯えなくって大丈夫。ほら、震える体を強く抱きしめて欲しいなら、いつだって私の方はウェルカムだよ」

智絵里「あ、愛海ちゃん! いつの間に意識を……!」

愛海 「ふふっ、ついさっきの、変な笑い声で起こされたんだ。それよりもほら、全てを私に委ねてよ……
    そして二人で一緒に、この柔らかいお山の頂上に何があるのかを確かめに――」

智絵里「えいっ!」

愛海 「ぷぎゃっ!」

 どさり、と事務所の冷たい床の上に、愛海の体が再び沈む。
 そして物言わぬ彼女を見下ろすのは、右手の手刀を胸の前で構えたツインテール。


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