過去ログ - 蘭子「…ねぇ、プロデューサー」
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:01:41.59 ID:RTTiHwVhO

蘭子「…あの時は私、飲み物より頭を撫でてほしいって言ったんです…」

P「…へ?」

楓「それで、蘭子ちゃんは悩んでたんです。自分の言葉が、ちゃんとプロデューサーに通じていないんじゃないかって」

P「…」

楓「そして自分に構ってくれないものだから、もしかしてプロデューサーは自分のことを面倒に思ってるんじゃないかって…ね、蘭子ちゃん」

蘭子「…うん」

P「蘭子…」

楓「…先に謝っておきます。ごめんなさい、プロデューサー」

P「…楓さん?」

楓「小梅ちゃんに奏ちゃん、それに私は、蘭子ちゃんの相談を受けて、プロデューサーと蘭子ちゃんが一緒に過ごせる時間を作ろうと考えたんです」

P「なるほど…つまり今日の騒動は、皆が口裏を合わせた狂言だったというわけですか」

蘭子「…忙しいのに迷惑かけてごめんなさい、プロデューサー」

楓「蘭子ちゃんが謝ることじゃないわ。年上の人間として、責任を負うべきは私だもの」

P「いや、謝らないといけないのは自分です。すみませんでした」

蘭子「プロデューサー…」

P「仕事に慣れてきたと思って、最近は蘭子を放ったらかしにしてしまうことが多かったから…一人ではどうしようもない不安や悩みを抱えていたと思う」

蘭子「…ううん」

P「楓さんや奏、小梅にも迷惑かけちゃいましたね…」

楓「迷惑だなんて…でもまた今度、みんなとの食事会でも開いて貰えると嬉しいです」

P「分かりました、任せて下さい。その時は奮発しますから」

楓「ふふっ、ならこの席は食事会が決まったことの祝賀会です。楽しくいきましょう!かんぱーい!ほら、蘭子ちゃんも元気出して」

蘭子「か、かんぱーい!」

P「かんぱーい」

楓「すいませーん、このお酒と同じものをトリプルで」

P「本当に酔い潰れる気ですか!?程々にして下さいね!?」



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