48:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 23:37:09.14 ID:LmAERFOUo
近づこうとした武内Pをお姉さんは身振りで止めました。
「この日が来るとわかっていたつもりだった」
「君の世界には、君のシンデレラが待っているのだと」
「だが……」
「シンデレラは私だったんだな……君は私にとってのカボチャの馬車であり、ネズミの御者であり、きらびやかなドレスだった」
「しかし、私には置き忘れたガラスの靴はない。ましてや王子様なんていない」
「私は明日から、一人の会社員だ。ただの美城専務だ」
「君は君の世界で、君のシンデレラを守り、慈しむがいい。それでいい。それが二つの世界の正しい有り方だ」
「私は私として、この世界を受け入れよう」
「さあ、ロボを元の世界に戻してくれ。池袋晶葉」
「さようなら、ウサミンロボ」
うさ!
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