16: ◆zRMZeyPuLs[sage]
2016/05/12(木) 18:09:41.52 ID:LKHOkB5A0
小町「なるほどね、それじゃあお兄ちゃんは千葉のバットマンになって千葉シティの犯罪者やチンピラと戦おうとしてたってわけ?」
八幡「はい…そうです。」
なんだかすごく恥ずかしかった。
小町「まあ、いいんじゃない?」
八幡「まじか…」
小町「小町ね、お兄ちゃんいじめられてもやり返さないし、なんか強がってるの見るのが辛かったんだ…」
八幡「小町…」
小町「だからやり返すためだけじゃなくて千葉シティのためにも立ち上がったお兄ちゃんが見れて嬉しい!」
八幡「小町!」
小町「あ、今の小町的にポイント高い!」
八幡「だからそれ言うとポイント下がるからね」
小町にバレたら絶対やめさせられると思ったからこういう結果になって本当に良かった。
危うく装備に使った金が無駄になるところだった。
小町「お兄ちゃんがバットマンか…なんか違う感があるな〜…」
八幡「どういう意味だよ」
小町「いや、お兄ちゃん最近筋肉ついたとは言えバットマンに比べたら小柄だからかな…そうだ!」
小町が閃いた!みたいな顔をして手のひらをポンと叩いた。
かわいい。
小町「お兄ちゃんは千葉のバットマンだから、千葉ットマンだね!」
八幡「千葉ットマンか…そうだな、俺は千葉ットマンだ」
千葉ットマン、俺に与えられたヒーローの名前だ。なんだかますますやる気が出てきた。
八幡「よし、それじゃあパトロール行ってくる。」
小町「うん!気をつけてね!」
こうして千葉ットマンとして初めて千葉シティに繰り出したが、何も事件が起こることなく、その日は家に帰った。
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