55: ◆zRMZeyPuLs[sage]
2016/05/13(金) 16:22:10.15 ID:qoEb5rYA0
その日の夜
千葉ポートタワー付近
上空にはポートタワーの証明の一部に取り付けられたバットマンマークが映し出されている。
結衣「あ、本当に雲にバットマンのマークが映ってる…」
結衣「いるかな…千葉ットマン…」
千葉ットマン(流石に今出て行ったら怪しいだろうか…まあいいだろう)
千葉ットマン「呼んだか?」
結衣「うわぁっ!!え?本当に千葉ットマン⁉︎」
千葉ットマン「ああ、そうだ」
結衣「本当だ…やっと会えた…!」
うん、千葉ットマンが俺だとは気づいていないようだ。
結衣「あ、あの…おぼえてないと思いますけど、一年前に千葉ットマンに助けてもらったことがあって…そのお礼がしたくて…」
千葉ットマン「ただ犬を助けただけだ」
結衣「お、覚えててくれたんですか⁉︎」
千葉ットマン(まあ同じ学校だしなあ…)
結衣「で、でも助けてもらって本当に嬉しかったから…これ!受け取ってください!」
由比ヶ浜から差し出されたそれは今日調理室で焼いたクッキーだった。
千葉ットマン「あ、ああ…ありがとう」
やばい、なんか照れるな…。
結衣「あ、あの…もう一つ伝えたいことが…」
モブA「あれ⁉︎千葉ットマンじゃね?」
モブB「すげえ!マジじゃん!」
千葉ットマン「(流石にこれ以上はまずいか)悪いがそろそろいかなきゃならん、また今度な」バッ
結衣「あ!千葉ットマン!」
千葉ットマンは闇に溶けていった…。
結衣「千葉ットマン…」
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